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味いちもんめ 19巻
- 作者
- 雑誌
- 価格
- 690pt/759円(税込)
▼第1話/銀杏(ぎんなん)▼第2話/夫婦(めおと)漫才▼第3話/お別れ会▼第4話/あら煮▼第5話/鴨川▼第6話/出世魚▼第7話/里芋▼第8話/鈴慈姑(すずくわい)▼第9話/フキノトウ●登場人物/伊橋悟(料亭「藤村」の焼方。現在、京都「登美幸」の追い回しとして修業中)、熊野(「熊野」の調理責任者の花板。通称・親父さん)、坂巻勝男(「藤村」立板[にばん]から京都「花家」の花板へ。ニヒルだが、腕の立つ板前)、ボンさん(坊さんから料理人に転職した遊び人。油場を任される)、谷沢誠(「藤村」の煮方。しっかりしているが無口)、黒田(クロ。「藤村」の追い回し)●あらすじ/体力の衰えを理由に、引退を決意した銀座「柳亭」の花板・田辺。引退にあたって田辺は、自分の後釜に弟弟子の熊野を考えているらしい。銀座「柳亭」といえば、数ある名料亭の中でも一流中の一流として知られる所。田辺の跡を継いで、その花板に誰がなるのかと料理界全体が注目していた。当然、京都で修業中の伊橋の耳にもこの噂が入ってきた。熊野を慕っている伊橋は、その去就が心配でたまらない。折よく京都に来ていた、熊野の幼馴染みの円鶴師匠に会った伊橋は、熊野の最近の様子などを尋ねてみたが……(第1話)。●本巻の特徴/銀座「柳亭」の花板・田辺が引退することになり、その後釜に田辺の弟弟子で京都「花家」の花板・富田梅吉が決まった。富田は、花の銀座で仕事ができると張り切ってはいるが、本当は生まれてからずっと暮らしてきた京都を離れることが残念でならない。周りを心配させまいとハシャぐ富田夫婦の姿を目のあたりにした坂巻は、その心情に打たれ富田が抜けて空いたままとなっている京都「花家」の花板になる決心をする(第2話「夫婦漫才」)他、伊橋の“京都修業編”完結編も含む全9話を収録。●その他の登場キャラクター/富田春代(「花家」の花板・梅吉の妻)(第2話)●その他のデータ/銀杏(目次)、土瓶蒸し(総扉)、鰤(第6話)