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味いちもんめ 6巻
- 作者
- 雑誌
- 価格
- 690pt/759円(税込)
▼第1話/おとうと▼第2話/客種▼第3話/夏びらめ▼第4話/ヤキトリ▼第5話/弁当▼第6話/野菜▼第7話/ビッグエッグ▼第8話/まな板▼第9話/カウンター●登場人物/伊橋悟(料亭「藤村」の追い回し焼き方。お調子者だが根性はある)、熊野(「熊野」の調理責任者の花板。通称・親父さん)、坂巻(「藤村」立板[にばん]。ニヒルだが、腕の立つ板前)、ボンさん(坊さんから料理人に転職した遊び人。油場担当)、谷沢誠(「藤村」の向板。しっかりしているが無口)、川島(「藤村」煮方)●あらすじ/伊橋の兄の学が、前々から付き合っていた女性の上原みどりと結婚することになった。その披露宴の料理を兄から頼まれた伊橋は、ふたつ返事で引き受ける。素材の魚は、新婦の弟・太一が届けるとのこと。披露宴当日、太一の運転するトラックによって三陸から立派な鯛が運ばれて来る。無事、大役を終えた太一だったが、披露宴に出席する様子がない。昔、グレていた時に姉に迷惑をかけたことを気にしていたのだ。披露宴への出席をためらう太一の姿に、自分と家族の関係を重ね見た伊橋は、静かに教え諭して披露宴会場に送り出す。しかし、当の伊橋は、父親と絶縁関係にあるため披露宴に出席できず、会場の外で兄夫婦の門出を祝うしかなかった……(第1話)。●本巻の特徴/ある日、仕事場で失敗したウサをヤキトリの屋台で晴らす伊橋。気楽そうな屋台での仕事を見て、伊橋は「[藤村]をクビになったら、オレ……このオヤジさんのように気楽に屋台店でもやるもん……!」と言うのだったが……(第4話「ヤキトリ」)。母校・山辺料理学園から講演を依頼された伊橋は、かつて首席で卒業したこともあって、後輩にいい所を見せようと張り切っていた。しかし、もう一人の講演者“料理人の神様”神田留吉の話を聞き、自分を恥じ、それまでの考えを改める(第8話「まな板」)他を収録。●その他の登場キャラクター/上原太一(伊橋の兄・学の嫁の弟)(第1話)、社長(第2話)、酒井田唐衛門(食通でもある高名な陶芸家)(第2話)、杉崎(谷沢と同郷の西北大学の学生)(第5話)、米本(谷沢と同郷の詐欺師)(第5話)、神田留吉(料理人歴60年の板前の神様)(第8話)●その他のデータ/鯛(第1話)、鰆の黄身焼き(第2話)、ヒラメ(第3話)、姫竹・ネマガリタケ(第5話)、きゅうり(第6話)、まな板(第8話)