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味いちもんめ 5巻
- 作者
- 雑誌
- 価格
- 690pt/759円(税込)
▼第1話/キンピラ▼第2話/大根尽くし▼第3話/小鍋だて▼第4話/厄日!?▼第5話/冬の雷▼第6話/草餅▼第7話/雛の宴▼第8話/春の海▼第9話/兄弟子(にいさん) ●登場人物/伊橋悟(料亭「藤村」の追い回し。お調子者だが根性はある)、熊野(「熊野」の調理責任者の花板。通称・親父さん)、坂巻(「藤村」立板[にばん]。ニヒルだが、腕の立つ板前)、ボンさん(坊さんから料理人に転職した遊び人。油場を任される)、谷沢誠(「藤村」の脇板。しっかりしているが無口)、川島(「藤村」の煮方) ●あらすじ/ある日、伊橋は板場の食事用としてキンピラを大量に作った。その日、見るからにヤクザと分かる2人組の客が来る。“アイツらにはこれで充分”と考えた伊橋は、昼に作ったキンピラを先付けとして出すが、弟分のヤクザは大喜びだった。その夜、伊橋は暴走族に因縁をつけられるが、さっきのチンピラに救われる。数日後、あのチンピラが伊橋を訪ね、近々、鉄砲玉として対立する組長を殺すことになったと話す。そして、「死ぬ前にもう一度あのキンピラが食べたい」と頼まれた伊橋は、今度は心を込めてキンピラを作る。結局、チンピラは組長を殺すことができず、足を洗って故郷に帰る決意をする。すべては、「藤村」で食べた伊橋のキンピラの味が、母親の味に似ていたのがきっかけだった(第1話)。 ●本巻の特徴/身寄りがないため、一人で寂しく年を越さなければならないボンさんを心配する「藤村」のメンバーが、大晦日にそのアパートを訪れる話(第3話「小鍋だて」)。女子大を卒業する熊野の一人娘の卒業コンパを「藤村」で開く話(第7話「雛の宴」)他を収録。 ●その他の登場キャラクター/上原みどり(伊橋の兄・学が交際している女性)(第6話) ●その他のデータ/キンピラ(表紙写真、扉写真、扉見返写真)、ブリ大根(第2話)、大根の印籠蒸し(第2話)