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味いちもんめ 15巻
- 作者
- 雑誌
- 価格
- 690pt/759円(税込)
▼第1話/菜飯▼第2話/蜆(しじみ)汁▼第3話/八寸▼第4話/真鯛▼第5話/残り物▼第6話/コーヒー▼第7話/デザート▼第8話/純米酒▼第9話/ストレス▼第10話/箸(はし)使い●登場人物/伊橋悟(料亭「藤村」の焼方。お調子者だが根性はある)、熊野(「熊野」の調理責任者の花板。通称・親父さん)、坂巻勝男(「藤村」立板[にばん]。ニヒルだが、腕の立つ板前)、ボンさん(坊さんから料理人に転職した遊び人。油場を任される)、谷沢誠(「藤村」の煮方。しっかりしているが無口)、黒田(クロ。「藤村」の追い回し)●あらすじ/熊野の一人娘・エミには、今結婚を考えている相手がいる。しかし、熊野はその相手にどうしても会ってくれない。何とか父親を説得して欲しいと相談された伊橋だが名案が浮かばない。相談を受けた数日後。伊橋は「藤村」の常連・円鶴師匠に「嫁菜飯」を出したところ、他のに変えてくれと言われる。師匠は、「嫁菜」という名が辛い思い出を呼び起こすからだと話し始める。それは、東京大空襲で亡くなった優しい姉の思い出だった。その姉の夢が、キレイなお嫁さんになることだったので、「嫁」という言葉を聞くと、反射的に死んだ姉のことを思い出して辛いのだと打ち明ける。自分に娘ができたら結婚する時は、その姉の分まで祝ってやろうと考えていた円鶴だが、皮肉にも娘はできなかった。だから、今では幼馴染みの熊野の一人娘のエミが嫁に行く時を楽しみにしているのだという。この円鶴の話を聞いた熊野は、エミが結婚を考える相手と会う決意をする(第1話)。●本巻の特徴/八寸の盛り付けが悪いと、伊橋にきつく注意された黒田。以来、元気がない黒田を「藤村」の面々は心配するのだが……(第3話「八寸」)。デザートなんて簡単だと軽く考えている伊橋に、熊野はある客のデザートを任せる……(第7話「デザート」)他を収録。●その他の登場キャラクター/古川先生(美食家としても知られる洋ランの研究家(第7話)、早田(福島の造り酒屋の主)(第8話)、真理(スプーン女)(第10話)●その他のデータ/蜆(第2話)