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奈緒子 新たなる疾風 1巻
- 作者
- 雑誌
- 価格
- 690pt/759円(税込)
▼第1話/出会い▼第2話/世界▼第3話/父の手紙▼第4話/三つの忍耐▼第5話/狼▼第6話/塵と山▼第7話/背中▼第8話/化け物▼第9話/何処へ▼第10話/現在●登場人物/壱岐雄介(波切島高校陸上部2年生。「日本海の疾風」と称される天才長距離ランナー)、篠宮奈緒子(小学生の頃、雄介の父・健介に救助された少女。雄介に心を引かれつつ、東大進学のために波切島を後にした)、大山権太(スポーツ理論を極めた天才学者だったが突如学界を去り、現在は波切島の漁師として暮らす。健介・雄介の海の師)●あらすじ/全国都道府県対抗駅伝の激闘から数か月。指導者を欠いたまま、独自の練習を続ける雄介たちのもとに、謎の男が現れた。彼は雄介たちの練習風景を見守り、彼らの運動能力を冷静に分析する。練習が終わり、ひとり猿岩まで走る雄介。その後について走ってきた男は、雄介に世界を目指すことを勧める…(第1話)。●本巻の特徴/雄介たちの練習を見守っていた男は、新任の英語教師・岩崎だった。陸上部の監督に就任した彼は、世界に挑戦するため、全員の英語力を向上させることを抱負に挙げる。一方、日本陸連副会長の堀田が雄介を訪ね、波切島にやってきた。彼が携えた健介の手紙を読んだ雄介は、マラソンに挑戦することを決意する。吉崎は雄介のために練習メニューを考案するが、それは雄介はひとりで、陸上部全員は駅伝形式で走る変形フルマラソンだった…!! ●その他の登場人物/岩崎周平(東大大学院教育学研究科在籍。研究の一環として波切島高校に赴任し、陸上部の監督にも就任。元・1万メートルの選手)、本田大作(一匹狼の社会人選手。都道府県駅伝で長崎の監督兼アンカーを務めた、雄介たちの兄貴分的存在。現在は中国でマラソンの特訓中)、宮崎親(波切島陸上部OB。都道府県駅伝で腰を痛め、現在はリハビリ中)、奥田公靖(波切島陸上部OB。熱くなりやすい性格で、寡黙な雄介とはよく衝突した)、吉崎悟(波切島陸上部2年生で、雄介の親友。上り坂に強いランナーであり、同時にトレーナーとしても優秀)