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奈緒子 新たなる疾風 4巻
- 作者
- 雑誌
- 価格
- 630pt/693円(税込)
▼第33話/兆し▼第34話/波紋▼第35話/風の不安▼第36話/肉弾戦▼第37話/突破▼第38話/山の涙、海の涙▼第39話/兄弟の道▼第40話/悪魔▼第41話/同情と礼儀▼第42話/波の道▼第43話/ファイトマネー●主な登場人物/壱岐雄介(波切島高陸上部2年生。「日本海の疾風」と称される天才長距離ランナー)、篠宮奈緒子(小学生の頃、雄介の父・健介に救助された少女。雄介に心を引かれつつ、東大進学のために波切島を後にした)、大山権太(スポーツ理論を極めた天才学者だったが突如学界を去り、現在は波切島の漁師として暮らす。健介・雄介の海の師)●あらすじ/日本陸上連盟の推薦を受け、初の現役高校生として東京国際マラソンに出場した雄介。練習では42.195kmを完走できなかった雄介だが、序盤からレースをひっぱり、常識を超えたスピードを保ち続ける。やがて大会の中間点を通過するが、なんとそのタイムはハーフマラソンの日本記録を上回っていた。先頭で並んだ本田と雄介に、波切島高校の仲間たちは大声援を送る。だが、余りにも異常なレース展開は、ランナーたちを破壊してゆく…!!(第33話)●本巻の特徴/折返し地点を過ぎてもなお、雄介と本田はハイスピードで走り続ける。これをみたヨーロッパ諸国のランナーたちは、レースのペースを落とすために本田を包囲。結果的に、雄介が単独でトップに立つ!! ●その他の登場人物/岩崎周平(東大大学院教育学研究科在籍。研究の一環として波切島高校に赴任し、陸上部の監督にも就任。元・1万メートルの選手)、本田大作(一匹狼の社会人選手。都道府県駅伝で長崎の監督兼アンカーを務めた、雄介たちの兄貴分的存在。中国での特訓を終え、東京国際マラソンで雄介を迎え撃つ)、奥田公靖(波切島高陸上部OB)、吉崎悟(波切島高陸上部2年生で、雄介の親友。上り坂に強いランナーであり、同時にトレーナーとしても優秀)、ヨハン・カールソン(ヨーロピアンクロスカントリーの王者。フルマラソンに転向して間もないが、世界トップの状況判断力を持つ)