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青空 6巻
- 作者
- 雑誌
- 価格
- 630pt/693円(税込)
▼第1話/男の見切り▼第2話/春はまだか▼第3話/たどりつけばそこには…▼第4話/帰れないふたり▼第5話/汚れた手のひら▼第6話/裏切りの朝▼第7話/儚い道▼第8話/知られざる事実▼第9話/サイレン▼第10話/戦う価値▼第11話/消えぬ怨念
●主な登場人物/天野光一(幼い頃かわいがってくれた“氷ちゃん”と“雪ネェ”の二人と交わした「甲子園で会おう」という約束を実現させるため、野球部を再建し、青春の全てを野球に捧げる、島根県の霞高校2年生)、三雲氷介(かつての霞高校野球部エース。障害事件を起こし、恋人の雪と町を出る。今は雪とも別れ、東京でヤクザまがいの生活をしているが…)、沙川雪(氷介の彼女。独りぼっちだった光一を、弟のようにかわいがっていた。暴力事件に巻き込まれ、氷介と共に故郷を離れ、今は行方不明に)
●あらすじ/暴力団・大村組を抜けるために一千万円の手切れ金が必要な氷介は、どんなやっかいな仕事でも引き受け、容赦なく暴れていた。そんな氷介を、これまで見守ってきた山根刑事もついにさじを投げ、「次は遠慮なく捕まえる」と言い放つ(第1話)。
●本巻の特徴/大村組を抜けるため、なんとか一千万円を作った氷介だが、組長・大村の陰謀で以前の不始末が蒸し返され、その処理として今度は二千万円が必要になってしまった。金を作るため大学教授を恐喝した氷介は、ついに逮捕され、1年6か月の実刑判決を受ける。そんなことは全く知らず、光一をはじめとする霞高野球部は懸命な練習を続け、島根県県大会に臨む…。
●その他の登場人物/大村(氷介が係わっている暴力団の組長)、山根(新宿南署の刑事。氷介を立ち直らせようとしている)、シンジ(大村組組員。氷介の付け人)、ユキ(氷介と同棲している、クラブのホステス)、沼田源一郎(霞高の教師。光一の熱意に負け、野球部部長を引き受けた)、梶(氷介の元チームメイトで、現在は居酒屋経営&野球部監督)、神崎瞳(野球部マネージャ−。光一に好意を寄せている)