▼第8話／ナヴェ（2）▼第9〜10話／若鶏のフリカッセ（1〜2）▼第11〜13話／ブイヤベース（1〜3）▼第14〜15話／小エビとアボガドのカクテル（1〜2）▼第16〜17話／鮪と帆立のタルタル（1〜2）

●主な登場人物／中原三星（18歳。記憶力抜群＆人なつっこい性格で負けず嫌い。ギャバンとの因縁の出会いからフレンチの道へ）
●あらすじ／入店1週間、早く雑用係を卒業しギャバンに勝つという目標を胸に、積極的に仕事に取り組む三星。だが、矛崎と盾林という先輩2人は、そんな三星の存在が気に入らず嫌がらせをしてきた。それはフランス料理には、ソトワール、カスロル、ロンドーといった膨大な鍋の種類があることを利用して、素人の三星にそれを持ってくるよう次々と指示するというもので…（第8話）。
●本巻の特徴／仕込みなどの雑用もある程度こなせるようになり、さらにマンジェ（まかない）も任されるようになった三星。しかし、気合いを入れて作ったブイヤベースに、ギャバンは手をつけず…!?
●その他の登場人物／ミシェル・ギャバン（三星と同い年ながら、超一流レストラン“シャトー・ド・レクレール”でアントレ［前菜］を担当。“フランス料理の未来”と評される）、アラン・ポアロ（レクレールのシェフ［料理長］。M・O・F［フランス国家優秀料理人］の称号を持つ）、浅里ケンタ（ビストロ・ケンタのオーナーシェフ。レクレールでソーシエ［ソース担当］を務めていた）、金光豊（レクレールのアプランティ［見習い］。趣味は料理の知識などをノートにメモすること）、寿舞子（三星がバイトしていた米殻店の一人娘。三星とは幼なじみ）、中原千代子（三星の母。病気のため長期入院している）