▼第17話／スバル、ふっきる。▼第18話／デコ、腹を割る。▼第19話／アクロ、協会を前にする。▼第20話／アクロ、ぞくぞくする。▼第21話／デコ、己を語る。▼第22話／アクロ、タイプを知る。▼第23話／アクロ、気が遠くなる。▼第24話／アクロ、動きを読む。▼第25話／アクロ、一発殴られる。▼第26話／スバル、ドキドキする。

●主な登場人物／アクロ・ハンバッカ（15歳。技巧［スキル］は粘土細工師［クレイ・ワーカー］。自分の生まれ故郷にもうひとつの『芸術の都』を作る夢を持ち、7大アーティストを捜している）
●あらすじ／7年前。不在がちなヴルーは、人形作りのアーティストである友人・ログに、ニコとピクルスを作ってもらい、息子・スバルの世話係とした。だがそのしばらく後、ログが弟子と共にスバルの屋敷を訪れているとき、その事件は起きた。アート協会から謎の花火のような物が打ち上がり、人間がアートの素材として使えるようになってしまったのだ。その途端、ログは弟子に殺され、スバルはニコに守られて無事だったものの、ショックから屋敷に閉じこもるようになってしまい…（第17話）。
●本巻の特徴／デコを助けるために、青騎士に一泡吹かせるために、アクロとスバルはアート協会に乗り込む！　一方囚われたデコは、2日後の公開処刑を言い渡されて万事休す……と思いきや、壁の向こうから謎の味方の声が…!?
●その他の登場人物／スバル・シエル（アクロの師匠・ヴルーの息子。技巧は言霊の詩［ワード・ソウル］）、ニコ（スバルの屋敷を守る警護係。女性の姿をした仕掛け人形。怪力）、ピクルス（スバルの世話係。肩に乗れるサイズの仕掛け人形。平面化できる）、デコ（13歳。アーティスト志望。「芸術の都」でアクロと出会う）、バロック（アート協会直属、討伐隊『青騎士』のリーダー）、モカ（アート協会で働く学芸員［キュレーター］。20歳の女性）、ヴルー・シエル（アクロの師匠。7大アーティストの1人）