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パスポート・ブルー 10巻
- 作者
- 雑誌
- 価格
- 480pt/528円(税込)
●登場人物/真上直進(まがみまっすぐ。下町育ちの熱血少年。種子島でロケット打ち上げを間近に見たことがきっかけで、宇宙飛行士になることを決意。現在、アメリカのアリゾナ州立大学大学院で宇宙生物学を研究中)、一文字乙姫(東京大田区の中森署の婦警。通称・真一<まいち>。仙台青葉高校時代から大学3年の時まで、直進の彼女だった)●あらすじ/国際宇宙ステーションの制御エンジンをクラッシュさせた事件の犯人は、世界的なコンピュータテログループの中にいるらしい。そしてそのリーダーと目されているのが、直進が中学時代、学園祭で卑劣な事件を起こした小坂だった。日本の他にもブラジル、インド、フィンランド、ケニアで衛星テロに成功した10代の子供がいるという。小坂は、パソコンを使うことにプライドを持っている少年たちをうまくのせて影で操り、そのまま闇の中へ消えてしまったのだ。入院中のハル巡査を見舞った一文字は、事件の真相を報告し、自分と直進の大学時代の思い出を語り始める(第84話)。●本巻の特徴/2015年。NASDAは、国際宇宙ステーションに搭乗する宇宙飛行士の募集を行った。だがその応募資格は"自然科学系の大学を卒業して、3年間の実務経験のある者"。直進は現在、アリゾナ州立大大学院の学生だ。2年間の大学院生活は実務1年と換算されるが、それでも応募資格に2年足りない。しかもNASDAの宇宙飛行士募集は、この先10年はないだろうといわれていた。頭では理解できても、やはり落ち込んでしまう直進。そんな彼をなんとか救おうと、ロジャー、バージン、ラドラムたちが応募条件を満たすための妙案を考えだした。それは直進が、大学院に通いながら、スペース・カーゴ社で探査ロボット製作にも係わっていた2年間を"実務"として認めさせようというものだ。この強引な言い分はNASDAに通用するのだろうか…!?●その他の登場人物/緑川風子(通称プー子。直進の幼なじみ。事故により言葉をしゃべれなくなってしまったが、今やハリウッドの大女優)、清水大河(直進の中学時代の先輩。現在は財務省勤務。通称・トラ)、青山空知(あおやまそらち。東京にいた頃の直進の親友。