ギャラリーフェイク 1巻

ギャラリーフェイク 1巻
作者
雑誌
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480pt/528円(税込)

初回購入特典 240pt還元

▼第1話/贋作画廊(ギャラリ−フェイク)▼第2話/傷ついた「ひまわり」(前編、後編)▼第3話/北斎の市▼第4話/孤高の青▼触覚の絆▼第5話/13人目のク−リエ▼第7話/落とすのは誰だ!?▼第8話/消えた黄金仏▼第9話/影武者の宴 ●登場人物/藤田玲司(ニュ−ヨ−ク・メトロポリタン美術館元学芸員で贋作専用の画廊、「ギャラリ−フェイク」のオ−ナ−。通称フジタ)、サラ・ハリファ(Q共和国の王族の娘で、フジタの秘書)、三田村小夜子(高田美術館館長) ●あらすじ/雁作専門の画廊、「ギャラリ−フェイク」のオ−ナ−、藤田玲司のもとに、衆議院議員の梶が、モネの「つみわら」の真作を売ってほしいと商談を持ちかけた。フジタは贋作だけではなく、裏では美術品のブラックマ−ケットに通じ、盗品や美術館の横流し品を取り引きしていることを知ってのことだった。その商談の様子を、S美術館の学芸員である酒井が見ていた。酒井はフジタに、芸術のなんたるかをわかっていない梶には、「つみわら」を売ってほしくはないと懇願する(第1話)。▼高田美術館の新館長、三田村小夜子の就任式で、第2次大戦の戦火からかろうじて逃れた、ゴッホの幻の「ひまわり」を公開するという話を聞いたフジタは、なにかひっかかるものを感じていた。フジタは、幻の「ひまわり」を真相を追って、スイス・ジュネ−ブまで調査に行く(第2話)。▼大手ス−パ−マ−ケット“ダイイチ”の社長、轟大一は、熱烈な北斎ファン。彼は、ス−パ−の最上階に新たに開設する北斎の美術館オ−プン前日、フジタにコレクションの鑑定を依頼する。しかし、轟自慢のコレクションは質の悪いものばかりであった(第3話)。 ●その他の登場キャラクタ−/茶人・賀茂水仙(第2話)、轟大一(第3話) ●その他デ−タ/世界の美術品〜モネ「つみわら」(第1話)、ゴッホ「ひまわり」(第2話)、信楽焼の茶器「柴庵」(第2話)、ラファエロ「聖母子像」(第6話)ピカソ「マテルニテ」(第7話)、不動明王像(第8話)

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  • ギャラリーフェイク 11巻

    価格:480pt/528円(税込)

    ▼第1話/からくり奇譚(きたん)▼第2話/贋作紳士▼第3話/砂漠の大画廊▼第4話/八点鐘▼第5話/バブル再訪▼第6話/萩焼の心▼第7話/ダディ・ベア▼第8話/伊万里の道(イマリ・ロード)▼第9話/顔のない自画像 ●登場人物/藤田玲司(贋作専門画廊「ギャラリーフェイク」オーナーで、元ニューヨーク・メトロポリタン美術館学芸員。通称フジタ)、サラ・ハリファ(Q共和国の大富豪の娘。藤田の秘書)、三田村小夜子(高田美術館館長) ●あらすじ/5年ぶりに祖母の墓参りのために故郷に里帰りをしていたフジタ。彼はそこで、従兄から、公民館で行なわれる「お宝鑑定」の鑑定士を依頼される。町民が持ってきた「お宝」は、どれもガラクタばかり。だが、その中に一つだけ、フジタのお眼鏡にかなった品があった。それは、江戸時代の『蟹の盃』である。フジタはそれを500万で購入した。意外な戦利品に喜ぶフジタであったが、一つだけ気掛かりなことがあった。それは、持ち主に言われた「この蟹を身近に置くものは、なぜか心臓を患う」という言い伝えのことであった(第1話)。▼ある日、高田美術館館長・三田村から食事の誘いを受けたフジタは、彼女から、「K県立美術館に三条知事が寄贈した30点の洋画は全て贋作だと思う」と打ち明けられた。実は、フジタは2年前に、三条に会っていた。三条は、昭和初期に贋作家として活躍していた滝川太郎の絵を集めていた。そればかりか、贋作のコレクションをしていたのだった(第2話)。▼名門女子高の文化祭巡りをしているフジタ。その目的は、バザーに出される骨董品であった。思いもかけない名品が、信じがたい値段で売られているためである。フジタは、文化祭の招待券をもらうため、デートクラブでエミという女子高生と知りあう。父親とうまくいっていないエミはある日、フジタに父親からもらったテディ・ベアを届けた。「こんなものタダでくれてやる」と息巻くエミであったが……(第7話)。 ●その他の登場キャラクター/千手(第1話) ●その他データ〜世界の美術品/江戸時代のからくり人形『三番叟(さんばそう)』、『蟹の盃』(第1話)、天目茶碗(第2話)、ウィンズロウ・ホーマー『八点鐘』(第4話)、萩焼の『寿山』 (第6話)、テディ・ベア(第7話)、古伊万里の皿(第8話)、佐伯祐三『顔のない自画像』(第9話)
  • ギャラリーフェイク 12巻

    価格:480pt/528円(税込)

    ▼第1話/女神の憂鬱▼第2話/城下の棋士▼第3話/地震観音▼第4話/地図は導く▼第5話/贋作王・バスティアニーニ(前編・後編)▼第6話/地下墓所のアリア▼第7話/下戸 上戸▼第8話/梅雨晴れの日に
    ●登場人物/藤田玲司(ニュ−ヨ−ク・メトロポリタン美術館元学芸員で贋作専用の画廊、「ギャラリ−フェイク」のオ−ナ−。通称フジタ)、サラ・ハリファ(Q共和国の王族の娘で、フジタの秘書)、三田村小夜子(高田美術館館長)
    ●あらすじ/藤田のもとに、昔パチンコ仲間だった売れっ子モデル、江副ルミが「最近ストーカーに付け狙われている」と泣きついてきた。ストーカーからの手紙を見た藤田は、ある確信を持つ……。(第1話)▼金沢に来た藤田とサラ。旅館で偶然出会った将棋の増田名人は、サラが骨董屋で買った将棋の駒に、過剰な反応を示すのだが……。(第2話)
    ●その他の登場人物/江副ルミ(第1話)、増田名人(第2話)、知念先生(第3話)、ラモス(第4話)、テレサ・コンティ(第5話)、ビアンキ(第5話)、フェリーニ神父(第5話)、エリザベータ(第6話)、舟越誠一郎(第7話)、ハセマン(第8話)
    ●その他のデータ/薪絵の将棋盤と駒(第2話)、行基「地震観音」(第3話)、アルキメデス「地球天球儀」(第4話)、マンテーニャ「セラフィムの聖母子」(第5話)、ダ・ヴィンチ「リラ」(第6話)、「皮鯨」(第7話)、ベトナムジッポー(第8話)
  • ギャラリーフェイク 13巻

    価格:480pt/528円(税込)

    ▼第1話/カンボジア クエスト(前編・後編)▼第2話/連立不当方程式▼第3話/左官魂▼第4話/聖なる宝石▼第5話/メトロポリタンの一夜▼第6話/化石をめぐる人々▼第7話/修復家の館▼第8話/”アンティーク・オルゴールで子守歌を”
    ●登場人物/藤田玲司(ニュ−ヨ−ク・メトロポリタン美術館元学芸員で贋作専用の画廊、「ギャラリ−フェイク」のオ−ナ−。通称フジタ)、サラ・ハリファ(Q共和国の王族の娘で、フジタの秘書)
    ●あらすじ/ゲームデザイナーのリッキー吉村は、新作の構想を得るためカンボジアへと向かう途中、機内でフジタと知りあう。フジタはプノンペンで美術商のタンから幻の秘宝”東洋のモナリザ”がポル・ポト派支配下のパンチェイ村にあると聞くが、タンは踏み込んできた警察に射殺され、フジタはポル・ポト派に加担した容疑で投獄されてしまう。一方、リッキーはアンコールワットを取材したものの、スランプ脱出の鍵をつかめずにいた。アイデアにつまったリッキーは道中耳にした「幻の密林寺院」の噂を信じ込み、ポル・ポト派の支配地域に乗り込むことを決意。彼はふと手にした新聞でフジタが拘束されていることを知り、裏の世界に通じているフジタに案内を頼むことを思い付く。リッキーの立て替えた保釈金によってフジタは無事釈放されるが、ポル・ポト派に顔が利くタンは殺されており、パンチェイ村に行く手立てがない。二人が途方に暮れていると、話を立ち聞きしていたストリートチルドレンのコンポンがガイド役を申し出た。それぞれの思惑を胸に、パンチェイ村への旅が始まる…(第1話)。
    ●その他の登場人物/リッキー吉村(第1話)、青井秀次(第2話)、フェルナンディス(第3話)、フェイツイ(第4話)、リチャードソン(第5話)、寺内(第6話)、スザンヌ(第7話)、後藤(第8話)
    ●その他のデータ/ ”東洋のモナリザ”(第1話)、ゴッホ「カルマン渦」(第2話)、鏝(こて)絵(第3話)、”アイリス”(第4話)、ホルバイン(第5話)、ティラノサウルスの卵の化石(第6話)、ゴヤ「アルバ侯爵夫人」(第7話)、シリンダーオルゴール(第8話)
  • ギャラリーフェイク 14巻

    価格:500pt/550円(税込)

    ▼第1話/サラと知念と▼第2話/税金天国▼第3話/罪深きヴァンゲリス▼第4話/高麗と李朝▼第5話/地蔵現る!▼第6話/放蕩息子の帰還(前編・後編)▼第7話/人形は見ていた▼第8話/波天奈の茶碗●主な登場人物/藤田玲司(ニュ−ヨ−ク・メトロポリタン美術館元学芸員で贋作専用の画廊、「ギャラリ−フェイク」のオ−ナ−。通称フジタ)、サラ・ハリファ(Q共和国の王族の娘で、フジタの秘書)●あらすじ /甲冑を探して出張中のフジタに代わり、ギャラリーの留守をあずかることになったサラ。彼女はホテルのカフェで知り合ったアートディーラー・堀部に珍しいカブトの話を持ちかけられる。サラは乗り気ではなかったが、堀部がギャラリーに持参したカブトを見てすっかり気に入ってしまった。だが、フジタと連絡がとれないため、偽物かもしれないそのカブトを買う決心がつかない。考えあぐねた彼女は、ギャラリーによく視察に来る国宝Gメン・知念に鑑定を依頼するが…(第1話)●その他の登場人物/知念護人(第1話)、土田紅龍(第2話)、土田健作(第2話)、ヴァンゲリス(第3話)、安明植(第4話)、地蔵大作(第5話)、三田村小夜子(第6話)、ラインバーガー(第6話)、M・クーガー(第6話)、長谷(第7話)●その他のデータ/変わり兜(第1話)、オリンピアのゼウス神像(第3話)、高麗青磁(第4話)、李朝陶磁(第4話)、朝鮮唐津(第5話)、唐三彩(第5話)、肉筆浮世絵(第5話)、ジャコモの聖書(第6話)、ハップフェルド・フォノリスツ・ヴィオリナ(第6話)、ストラディバリウス(第6話)、ギブソン・レスポール・スタンダード(第6話)、ブリュの人形(第7話)、ジュモワの人形(第7話)、波天奈の茶碗(第8話)
  • ギャラリーフェイク 15巻

    価格:500pt/550円(税込)

    ▼第1話/人魚姫の海▼第2話/戦場に消ゆ▼第3話/王様と乞食▼第4話/仮面を掘りおこす者▼第5話/三つの鞄▼第6話/半分と半分▼第7話/紙は応えてくれる。▼第8話/皇帝と貧者のための卵▼第9話/加州昭和村●主な登場人物/藤田玲司(ニュ−ヨ−ク・メトロポリタン美術館元学芸員で贋作専用の画廊、「ギャラリ−フェイク」のオ−ナ−。通称フジタ)、サラ・ハリファ(Q共和国の王族の娘で、フジタの秘書)●あらすじ /アンデルセンの有名な童話に因む、コペンハーゲンの人魚姫のブロンズ像。この像はこれまで2度、何者かによって首を切断されており、オリジナルの首は失われている。この人魚姫の“受難”を追いかける男がいた。彼はカリフォルニアのある彫刻家のアトリエを訪れた後、東京のギャラリーフェイクに現れる。ところが、店主のフジタは“フローラダニカ”を探して出張中だった。男はフジタを追い、デンマークへと戻るが……(第1話)●その他の登場人物/三田村小夜子(第3、6話)、知念護人(第7話)、フェイツイ(第8話)●その他のデータ/フローラダニカ(第1話)、ライカM3(第2話)、金唐紙(第3話)、祭りの仮面(第4話)、ヴィット―レ・カルパッチオ(第6話)、越前和紙(第7話)、生漉奉書(第7話)、イースターエッグ(第8話)、ミシン(第9話)
  • ギャラリーフェイク 16巻

    価格:500pt/550円(税込)

    ▼第1話/わたしを宇宙へ連れていって▼第2話/花と器(前編)▼第3話/花と器(後編)▼第4話/革命に死す▼第5話/草原のブッダ▼第6話/黒い画商たち▼第7話/かくも長き不在▼第8話/生贄▼第9話/この胸にときめきを…●登場人物/フジタ(主に贋作を扱う画廊『ギャラリーフェイク』のオーナー。美術界の表と裏に精通し、暗躍している)、サラ(フジタのアシスタント。実家はアラブの大富豪)●あらすじ/時は2021年、スペース・シャトルによる宇宙旅行が始まっていた。フライト間近になって、NASA予約センターのミスで乗客の身体的データが消去され、日本人乗客30人のチケットが発券されない事態が起こる。1人1万ドル、予約は5年先までいっぱい。そんな宇宙旅行がキャンセルになれば、旅行会社は危機に立たされるのは明らか。そんなとき、ミカド・ツーリスト社長 三角淳平は、1998年、自分の人生を変えた一日のことを思い出していた…… 大学4年生の三角は、就職活動の真っ最中。だが、思いを寄せる彼女のひとことで、フランス・ワールドカップ観戦に出かけることになる。だが、現地・トゥールーズに到着してみると、観戦チケットがない! 途方に暮れる友人たちを見て、三角は移動中のバスで出会ったフジタという怪しげな男に連絡をとるが…(第1話)▼一流料亭の主人・地蔵大作は、フジタの才能を認め、なんとか裏の世界から表の世界へと引っ張り出そうとしている。だが、フジタはそんな彼があまり好きではないのだった。そして地蔵の茶会で二人が激突!! どちらが夏の花をより美しく活けるか勝負をすることになった。フジタはひまわりを活ける器を自分で焼くというこりようだが… 地蔵には力強い味方がいる様子。果たしてその勝負の結末は?(第2話)●本巻の特徴/「スピリッツ増刊」掲載、サラが大活躍する『ギャラリーフェイクANNEX』(革命に死す)も掲載!!●その他の登場キャラクター/地蔵大作(料亭を経営する傍ら、美術に興味を示し、フジタに関心をもっている・第2、3話)、知念護人(ギャラリーフェイクをよく訪れる国宝Gメン・第3話)、ラモス・コルテス(盗掘専門の宝探し屋。フジタとは犬猿の仲第8話)
  • ギャラリーフェイク 17巻

    価格:500pt/550円(税込)

    ▼第1話/ルナティック・ルナシー▼第2話/堕天使の聖夜▼第3話/ペン先の値段▼第4話/東方の三国志(前編)▼東方の三国志(後編)▼第5話/トンパ・ミステリー(前編)▼トンパ・ミステリー(中編)▼トンパ・ミステリー(後編)▼第6話/キャラ立ちぬ●登場人物/フジタ(主に贋作を扱う画廊『ギャラリーフェイク』のオーナー。美術界の表と裏に精通している)、サラ(フジタのアシスタント。実家はアラブの大富豪)●あらすじ/『ギャラリーフェイク』に、安藤広重の浮世絵を展示しようとするものの、何か趣向を凝らしたいと考えるフジタ。しかし、いいアイデアが浮かばない。そんなとき、ある男からスイスの高級時計メーカー・ブラパンの“1735”の問い合わせの電話が入った。フジタはその電話で、月光の描写が美しい安藤広重の浮世絵とムーンフェイズ付腕時計の“1735”を一緒に展示することを思いつく。そして、展示から数日後、『ギャラリーフェイク』に“1735”を購入したいという男がやって来る。しかし、その男は……(第1話)。▼高田美術館20周年記念を兼ねた X'マスパーティーが開催されることになった。三田村の提案で、パーティーの招待客には“天使”にまつわる品を、プレゼントとしてひとつずつ持ち寄ってもらうことになっていた。そして、フジタには天使に関係した美術品を持ってきてほしいと三田村から頼まれる。そこで、フジタが考えたものは……(第2話)。●本巻の特徴/中国に旅立ち、フジタが出会った“トンパ経典”の謎を探った長編「東方の三国志」(前編〜後編)も掲載!!
  • ギャラリーフェイク 18巻

    価格:500pt/550円(税込)

    ▼第1話/館長三昧▼第2話/ナポレオンのオーデコロン▼第3話/アスパラガスの皿▼第4話/宝探し同好会▼第5話/似た者どうし▼第6話/素顔のマリー▼第7話/サバイバル・イン・サハラ(前編)(後編)
    ●登場人物/藤田玲司(ニューヨーク・メトロポリタン美術館元学芸員で贋作専用の画廊「ギャラリーフェイク」のオーナー)、三田村小夜子(高田美術館館長)
    ●あらすじ/高田美術館に高田グループ会長の3男・高田健介が、理事長としてやってくる。だが健介は仕事に興味はなく、一日中遊びほうけてばかり。そんななか館長の小夜子は披露でダウン。館長代理としてやってきたの藤田が、美術館を仕切ることに……。(第1話)
    ●本巻の特徴/「ナポレオンが好んだオー・デ・コロン」の再現を望むフランス国会議員や、偶然発掘した「江戸時代の財宝」の山分けを企む宝探し同好会のメンバーなど、今回も金や欲望に目のくらんだ人々が藤田の元を訪れる。また本巻には、前後編構成の巨編「サバイバル・イン・サハラ」を収録。入手困難な蕫岩絵臈発掘をめぐり、灼熱の砂漠で、フジタが絶体絶命の危機に陥る。
  • ギャラリーフェイク 19巻

    価格:500pt/550円(税込)

    ▼第1話/当世質屋物語▼第2話/甦るアール・デコ▼第3話/箪笥の中に▼第4話/パリスの審判▼第5話/ショパンの心臓▼第6話/楊貴妃の香(前編)(中編)(後編)
    ●主な登場人物/フジタレイジ(ニューヨーク・メトロポリタン美術館元学芸員で、主に贋作を扱う画廊「ギャラリーフェイク」のオーナー)、サラ(フジタのアシスタント。フジタに好意を持っている。実家はアラブの大富豪)
    ●あらすじ/昔なじみの質店をクローゼット代わりに使っているフジタは、季節の変り目に、いつものごとく“着替え”にやってきた。しかし店主は「店を閉めるので、もう預かれなくなってしまって…」と告げる。息子に後をまかせ、リサイクルショップとして再出発するというのだ。その新しい店に行ってみたフジタは、息子の強引な経営方針に不安を抱く。そんな折り、開店直前の店の品が全て信用していた店員に持ち逃げされた…(第1話)。
    ●本巻の特徴/本巻のメインは前編、中編、後編と、本誌には3回に渡って掲載された『楊貴妃の香』。ある女優から楊貴妃の香りがする香薬の調合を依頼された天才的な調香師、ジャン・ポール・香本。完全主義者の香本は、どうしてもその女優の体質では自分のイメージする香りが出せないとイラだち、とんでもない行動に出る!! それはサラに手をかけることだった…。この他、なじみの質店のオヤジさんとの交流(「当世質屋物語」)、軽井沢で偶然出会った、骨董品に詳しい上品な老婦人の謎(「箪笥の中に」)、ルーベンスの絵と女性空間プロデューサーの関わり(「パリスの審判」)等を描いた、ハラハラ、ドキドキの6作品を収録。
  • ギャラリーフェイク 20巻

    価格:500pt/550円(税込)

    ▼第1話/同行三人▼第2話/イヤー オブ ザ ドラゴン▼第3話/注文の多い家庭教師▼第4話/パサージュをぬけて▼第5話/聖女の鎧▼第6話/オークションの罠▼第7話/KYOTO POP ▼第8話/from the North Hotel
    ●主な登場人物/フジタレイジ(ニューヨーク・メトロポリタン美術館元学芸員で、贋作を扱う画廊「ギャラリーフェイク」のオーナー。美術界の表と裏に精通している)、サラ(フジタのアシスタント。フジタに好意を持っている。実家はアラブの大富豪)
    ●あらすじ/1999年の大晦日。フジタはいつもの年と同じように、四国にある安閑寺というさびれた寺で新年を迎えようとしていた。その寺でフジタは、毎年元旦から遍路を始める難波という老人に加え、今年は青島という青年とも一緒になる。この青島は、コンピュータやパソコンという言葉を聞いただけで、途端に気分が悪くなる妙な男。実は彼は、東京の医療機器メーカーの営業マンで、2000年問題を前に心身ともクタクタになり、会社から逃げてきたのだった。そんな青島に難波は「すぐに東京へ帰れ」と諭す。その理由は…?(第1話)。
    ●本巻の特徴/上記「同行三人」の他、一冊の本と17世紀のオランダの肖像画家ハルスが結んだ、フジタと少年の交流を描いた「注文の多い家庭教師」、パリのパサージュ(19世紀に造られた、街路と街路をつなぐガラス屋根の商店街)を舞台にした15年越しの恋物語「パサージュをぬけて」、天敵である国宝Gメン・知念とフジタが協力し合い、伝統ある京都の景観を守ろうとする「KYOTO POP」など、時にスリリングな、時にハートウォーミングな、そして美術に関しての色々な知識も得られる8作品を収録。特に本巻のタイトルにもなっている「KYOTO POP」は、現在実際に起きている京都の景観問題に対しての鋭い批評にもなっており、必読。

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