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ギャラリーフェイク 11巻
- 作者
- 雑誌
- 価格
- 480pt/528円(税込)
▼第1話/からくり奇譚(きたん)▼第2話/贋作紳士▼第3話/砂漠の大画廊▼第4話/八点鐘▼第5話/バブル再訪▼第6話/萩焼の心▼第7話/ダディ・ベア▼第8話/伊万里の道(イマリ・ロード)▼第9話/顔のない自画像 ●登場人物/藤田玲司(贋作専門画廊「ギャラリーフェイク」オーナーで、元ニューヨーク・メトロポリタン美術館学芸員。通称フジタ)、サラ・ハリファ(Q共和国の大富豪の娘。藤田の秘書)、三田村小夜子(高田美術館館長) ●あらすじ/5年ぶりに祖母の墓参りのために故郷に里帰りをしていたフジタ。彼はそこで、従兄から、公民館で行なわれる「お宝鑑定」の鑑定士を依頼される。町民が持ってきた「お宝」は、どれもガラクタばかり。だが、その中に一つだけ、フジタのお眼鏡にかなった品があった。それは、江戸時代の『蟹の盃』である。フジタはそれを500万で購入した。意外な戦利品に喜ぶフジタであったが、一つだけ気掛かりなことがあった。それは、持ち主に言われた「この蟹を身近に置くものは、なぜか心臓を患う」という言い伝えのことであった(第1話)。▼ある日、高田美術館館長・三田村から食事の誘いを受けたフジタは、彼女から、「K県立美術館に三条知事が寄贈した30点の洋画は全て贋作だと思う」と打ち明けられた。実は、フジタは2年前に、三条に会っていた。三条は、昭和初期に贋作家として活躍していた滝川太郎の絵を集めていた。そればかりか、贋作のコレクションをしていたのだった(第2話)。▼名門女子高の文化祭巡りをしているフジタ。その目的は、バザーに出される骨董品であった。思いもかけない名品が、信じがたい値段で売られているためである。フジタは、文化祭の招待券をもらうため、デートクラブでエミという女子高生と知りあう。父親とうまくいっていないエミはある日、フジタに父親からもらったテディ・ベアを届けた。「こんなものタダでくれてやる」と息巻くエミであったが……(第7話)。 ●その他の登場キャラクター/千手(第1話) ●その他データ〜世界の美術品/江戸時代のからくり人形『三番叟(さんばそう)』、『蟹の盃』(第1話)、天目茶碗(第2話)、ウィンズロウ・ホーマー『八点鐘』(第4話)、萩焼の『寿山』 (第6話)、テディ・ベア(第7話)、古伊万里の皿(第8話)、佐伯祐三『顔のない自画像』(第9話)