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ギャラリーフェイク 19巻
- 作者
- 雑誌
- 価格
- 500pt/550円(税込)
▼第1話/当世質屋物語▼第2話/甦るアール・デコ▼第3話/箪笥の中に▼第4話/パリスの審判▼第5話/ショパンの心臓▼第6話/楊貴妃の香(前編)(中編)(後編)
●主な登場人物/フジタレイジ(ニューヨーク・メトロポリタン美術館元学芸員で、主に贋作を扱う画廊「ギャラリーフェイク」のオーナー)、サラ(フジタのアシスタント。フジタに好意を持っている。実家はアラブの大富豪)
●あらすじ/昔なじみの質店をクローゼット代わりに使っているフジタは、季節の変り目に、いつものごとく“着替え”にやってきた。しかし店主は「店を閉めるので、もう預かれなくなってしまって…」と告げる。息子に後をまかせ、リサイクルショップとして再出発するというのだ。その新しい店に行ってみたフジタは、息子の強引な経営方針に不安を抱く。そんな折り、開店直前の店の品が全て信用していた店員に持ち逃げされた…(第1話)。
●本巻の特徴/本巻のメインは前編、中編、後編と、本誌には3回に渡って掲載された『楊貴妃の香』。ある女優から楊貴妃の香りがする香薬の調合を依頼された天才的な調香師、ジャン・ポール・香本。完全主義者の香本は、どうしてもその女優の体質では自分のイメージする香りが出せないとイラだち、とんでもない行動に出る!! それはサラに手をかけることだった…。この他、なじみの質店のオヤジさんとの交流(「当世質屋物語」)、軽井沢で偶然出会った、骨董品に詳しい上品な老婦人の謎(「箪笥の中に」)、ルーベンスの絵と女性空間プロデューサーの関わり(「パリスの審判」)等を描いた、ハラハラ、ドキドキの6作品を収録。