▼第10話／『FCの名を賭けて…』▼第11話／新チーム結成!?▼第12話／『新チーム始動!!』▼第13話／『スキャンダル発覚!?』▼第14話／新メンバーの事情▼第15話／親の気持ち▼第16話／新旧の軋轢（あつれき）▼第17話／来る者去る者▼第18話／運命の初戦…

●主な登場人物／小茂田登（日本サッカー界の司令塔。リーガエスパニョーラでも活躍していたが、W杯を直前に控え、突然の引退を表明する）、小茂田燈（登の子供。サッカーを辞めた父・登と共に、福井の和久実村で生活する）
●あらすじ／現在のFCと小茂田が集めた応募者たちによるチーム、試合で勝った方が『和久実村FC』を名乗るという小茂田の提案に、怒りをあらわにする克巳。だが、大事な物を守りたいならば正々堂々戦って意地を見せろ、という欣二の言葉もあり、ついに試合開催が決定する（第11話）。
●本巻の特徴／和久実村の名前を残すために、『和久実村FC』で天皇杯に出場することを決意した小茂田。だが、自分の信念を貫く彼の行動に、村人の心は大きく揺れ続ける!!
●その他の登場人物／小茂田史絵（登の妹。保育士。現在、福井のくすのき保育園で働いている）、飯塚倖男（県内屈指の高校生FWだったが、祖母のためにサッカーを諦め、近くの定時校に通う）、飯塚タキ（亡くなった両親の代わりに倖男を一人で育てている） 、克巳（和久実村FCメンバー。チーム一の小茂田ファンでありながら、実際に会うと反発ばかりする）、寺井欣二（通称、欣兄ィ。竹炭職人。一本気な性格で、村人から一目置かれている）