▼第19話／極上の試合（ゲーム）▼第20話／勝利への執念▼第21話／延長戦までの猶予▼第22話／新たなる“聖地”▼第23話／父と娘▼第24話／人と分かち合える夢▼第25話／母として、妻として…▼第26話／絆をとり戻すために…▼第27話／分け合い、許し合うもの…▼最終話／名を残すために戦士は…

●主な登場人物／小茂田登（日本サッカー界の司令塔。リーガエスパニョーラでも活躍していたが、W杯を直前に控え、突然の引退を表明する）、小茂田燈（登の子供。サッカーを辞めた父・登と共に、福井のスイカ畑に出現するが…）
●あらすじ／ついに実現した県下の強豪・祥雲学園との練習試合。天皇杯出場には避けて通れない相手だけに気合いの入る和久実村FCだが、前半戦で先制を許してしまう！　後半の巻き返しを狙って、ハーフタイムに作戦を練る小茂田たち。そんな彼らの前に、一度はチームを去った竜が現れて…（第19話）。
●本巻の特徴／小茂田が投じた一石は、確実に和久実村を変え始めた。果たして和久実村FCは、天皇杯へたどり着くことができるのか？　そして、妻と再会を果たした小茂田は…!?　蹴球浪漫ついに完結!!
●その他の登場人物／小茂田史絵（登の妹。保育士。現在、福井のくすのき保育園で働いている）、飯塚倖男（県内屈指の高校生FWだったが、祖母のためにサッカーを諦め、近くの定時校に通う）、飯塚タキ（亡くなった両親の代わりに倖男を一人で育てている）、克巳（和久実村FCメンバー。チーム一の小茂田ファンでありながら、実際に会うと反発ばかりする）、寺井欣二（通称、欣兄ィ。竹炭職人。一本気な性格で、村人から一目置かれている）