●あらすじ／本気でラグビーをやる覚悟を決めた光は、部室に出向き、先輩たちに気持ちを伝える。歓迎された光は、ラグビー以外の時も南雲と小牧につきまとい、フォワードのなんたるかを学ぼうとしだした。ラグビー部の伝統であるという、女子生徒のスカートの中を覗き、パンツの色を報告するという度胸試しにも挑戦。さらには、道でひったくりをしたバイクの二人組を追って…（第８話）。●本巻の特徴／用具を買うお金を作るため、光はスーパーマーケットでアルバイト。苦労の末に自前のユニフォームも揃えた光は、意気揚々と日々の練習にのぞむ。その後、相撲部で力を発揮できずにいた２年生・華山が、ラグビー部に移籍。また新たな仲間が加わった。さらに、光たちの前に片桐という１年生が現れる。彼はどの部にも入っていないが、足が滅法速く、あちこちの運動部に現れては勝負を挑んでいる男だ。光はラグビー部代表として、片桐の挑戦を受けるが…。他に、南雲と小牧の友情が生まれるきっかけとなったエピソードも収録。●その他の登場人物／榎本美沙（光の中学時代の同級生。学級委員で超真面目人間、おまけにズケズケものを言う性格で、男子からは敬遠されていた）、稲垣徹（ラグビー部キャプテン。３年生）、直江（ラグビー部の花形選手。攻撃の中心で、ルックスもいい。２年生）、葛西都子（「癒しの女神」と呼ばれるラグビー部マネージャー。３年生）、片桐裕樹（帰宅部の１年生だが俊足が自慢で、各運動部に“道場破り”に出向き挑発している）