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国立博物館物語 1巻
- 作者
- 雑誌
- 価格
- 630pt/693円(税込)
●主な登場人物/森高弥生(K大卒業後、化石収集に魅せられ一年前に「新東京 博物館」に研究員兼雑用係として採用された。現在、開発中の人工知能「スーパ ーE」でバーチャル体験できる唯一の館員。24歳)、館長(78歳だが、名誉館長 として職にあり、館員の尊敬を集めている。昔、アインシュタインと学友だった という逸話もある)、理事長(“楽しく遊ぶ”をモットーに、従来の博物館と一 線を画するアミューズメント・パークを導入しようとしている革新的な新東京博 物館のトップ)、高岡晴美(スーパーEでバーチャル世界を体験できる唯一の民 間人)、寺越(コンピュータ・?:ぢメーカーから派遣された技術者で、「新東京博物 館」で進行中の“スーパーE”開発計画の主任研究員) ●あらすじ/東京は上野の一画にある「新東京博物館」では現在、アミューズメ ント・パークの建設が進行中。このアミューズメント・パークは“楽しく遊ぶ” をモットーにする革新的な考えを持つ理事長の構想によるもの。そして、その目 玉となるものが入館者が太古の世界をバーチャル体験できる“スーパーE”だっ た。この“スーパーE”とは、超弩級ニューロ・チップAI(人工知能)で、イ ンプットされた白亜紀の情報と6千万年にわたる自然淘汰の歴史から、自ら生物 進化の歴史を再現していくコンピュータ。計画では、このコンピュータの中で再 現されている「恐竜が闊歩している時代(白亜紀後期)」を来館者がバーチャル 世界で体験できるのだ。しかし、まだ開発中の段階の今は、この“スーパーE” によってバーチャル世界で体験できるのは館員では新人の森高弥生ただ一人だっ た……