▼第77話／バッテレ（たたき刻む）▼第78話／ロアテーレ（回転させる）▼第79話／テンペラトゥーラ（温度）▼第80話／コンキッリア（貝殻）▼第81話／クレアーレ（創造する）▼第82話／フォンデンテ（溶ける）▼第83話／スコンジェラーレ（解凍する）▼第84話／アッサジャーレ（味をみる）▼第85話／メレンダ（おやつ）▼第86話／フルッラーレ（泡立てる）▼第87話／マルチーレ（腐敗する）：1

●主な登場人物／伴省吾（料理人を目指し、福岡の大学を休学し上京。六本木のイタリアン・レストラン「バッカナーレ」で働く熱血漢。現在の持ち場はドルチェ［デザート］）
●あらすじ／ついに厨房へ戻ることになり、やっと料理が作れると意気込む省吾。だが、シェフから言い渡された持ち場は、なんとドルチェ（デザート）室の助手だった！　今までドルチェを作ったことのない省吾は困惑しながらも、ドルチェ担当・織田に教えを受けようとするが、気難しい性格の彼は全く取り合おうとせず…!?（第79話）
●本巻の特徴／無口な織田に無視され続け、一度はキレて店を飛び出した省吾。自分の未熟さと織田の天才的腕前に気付き、すぐに戻ってくるが、そこに新たな風雲急を告げる事態が…!!
●その他の登場人物／六本木「バッカナーレ」の人々：宍戸鉄幹（オーナーシェフ）、宍戸美雪（支配人。鉄幹の娘）、与那嶺司（給仕長）、桑原敦（副料理長）、羽山靖秀（プリモピアット。独立失敗後、店へ戻ったかつての副料理長）、日比野あすか（アンティパスト。羽山の彼女）、香取望（セコンドピアット）、妹尾雅司（アンティパスト。童貞でこずえのことが好き）、皆川こずえ（見習い。ホールから念願の厨房へ移った）、織田利夫（ドルチェ担当で、現在の省吾の指導係。天才的な腕前だが、性格は無口で引きこもり）