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新暗行御史 6巻
- 作者
- 雑誌
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- 690pt/759円(税込)
▼第12話/温達と平岡 PART1〜6●主な登場人物/文秀(ムンス。世の悪を一掃し、弱者を助ける暗行御史。幽幻兵士<ファントム・ソルジャー>を操る3馬牌<まはい>を持つ。原因不明の呪いに身体を蝕まれていて、激しい運動をすると呼吸困難に陥ってしまう)、山道(サンド。文秀に助けられたことをきっかけに亡き恋人の遺志を継ぎ、暗行御史の護衛となった凄腕の女性闘士。本名は春香[チュンヒャン])、房子(バンジャ。他の御史の従者だったが死別。旅先で文秀と出会い、お供を願い出た少年。自称・大魔法使い)●あらすじ/暗行御史の馬牌を作った鍛冶屋を探して七甲山(チルガプサン)を訪れた文秀たち。そこに猟師の格好をした奇妙な老人が現れる。老人からただならぬ気配を感じた文秀が後を追い、彼の小屋にやってくると、そこには数々の鍛冶道具が! さっそく自らの壊れた馬牌を見せ「直せるかい」と尋ねる文秀だが、なんと老人は馬牌を窯の中に放り投げてしまう。文秀が怒ると、老人はそれを見透かしたように真面目な顔になり、傍らにあった剣を構えてみせる。驚くべきことに、それは聚慎滅亡のとき失ったはずの文秀の剣だった…(第12話・PART1)。●本巻の特徴/正体不明の老人。狼狽する文秀。そんな二人の前に若い女性が現れた。彼女の名は平岡(ピョンガン)。七甲山大領主の娘という高貴な身分にありながら、自分が結婚することをわざわざ老人に伝えに来たのだ。彼女が去った後、老人は文秀に「お前の知りたがっているすべてを教え、究極の馬牌も造ってやろう」と言うが、それにはある頼みを聞くことが条件だった。その頼みとは、結婚を間近に控えた平岡の幸せをかなえること。だが老人は一方で、彼女が婚約者の温達と結ばれることは絶対にないと語る。老人の話に矛盾を感じながらも、文秀は平岡のために城へと入りこむ…。●その他の登場人物/弥土(ミト。暗行御史の馬牌を作り出した鍛冶屋)、平岡(七甲山大領主の娘。20歳になるまで城の外に出ることのないまま育てられた)、温達(オンダル。七甲山の奥深くに独り暮らし、幼子同然の心をもつ野生児)、阿志泰(アジテ。文秀の仇敵。聚慎が滅んだ原因を作った人物とされているが、真相はいまだ謎のまま)●その他のデータ/巻末に「韓国からアンニョン!! 〜サッカー編〜」を収録。