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からくりサーカス 12巻
- 作者
- 雑誌
- 価格
- 530pt/583円(税込)
▼第1話/からくり〜銀の煙 第3幕 ゾナハ病棟▼第2話/同 第4幕 地獄▼第3話/同 第5幕 仮面▼第4話/同 第6幕 パウルマンと生徒▼第5話/同 第7幕 しろがね−O▼第6話/同 第8幕 Demonic I▼第7話/同 第9幕 Demonic II▼第8話/同 第10幕 Demonic III▼第9話/同 第11幕 一時閉幕▼第10話/幕間〜遠い二人 前編●主な登場人物/加藤鳴海(人を笑わせないと死ぬゾナハ病に苦しみながらも、勝を守るために戦う中国武術の使い手。人形破壊者“しろがね”として戦う道を選び、アメリカ・イリノイ州のゾナハ病治療施設であるレイ疫病研究所へ)、ギイ(鳴海を助けた機巧<からくり>を操る男。ヨーロッパの伝説と呼ばれる、しろがね)、才賀勝(遺産相続絡みで命を狙われている少年)●あらすじ/レイ疫病研究所のゾナハ病棟へやって来た鳴海は、入院している子供たちからグリーンタウン事件の目撃証言を取る任務を担当する。大勢の子供たちから慕われ、自分の仕事を忘れかけるほど、子供たちと遊ぶことに熱中する鳴海。そんな時、子供に尋問していたジョージが「お前も長いことはない。役に立ってから死ね」と言っているのを聞いた鳴海は激怒する(第1話)。▼ジョージは新種のしろがねであることが判明する。また病棟の医者や看護婦が薬漬けであるのは、全ての職員が子供たちの前では笑顔を絶やさないよう、薬剤で強制的に神経をリラックスさせているためだった。このことを知った鳴海は「どんな仕事でもいいから、ここで働きたい」と思うようになる(第2話)。●本巻の特徴/ゾナハ病に苦しむ子供たちを目の当たりにして、なんとかその子たちの力になりたいと痛切に思う鳴海。必死で子供たちとふれあう鳴海だが、ゾナハ病の恐ろしさの前に、自分の力の無さを痛感する。そんなある日、鳴海、ギイ、ジョージを倒すことと、人間の血液の摂取を目的に、自動人形(オートマータ)のパウルマンとアンゼルムスが一団を率いてやって来た。子供たちの目の前で、しろがねと自動人形の壮絶な戦いが始まる……。●その他の登場人物/ジョージ・ラローシュ(年をとることのない新種のしろがねである「しろがね−O」)、バンハート博士(レイ疫病研究所の医師)、パウルマン(しろがねを倒しにやって来た自動人形<オートマータ>の一団の統率者)