▼第9話／乱暴な刺激▼第10話／一糸まとわぬ感情▼第11話／いい加減にしてくれと言うつもりだった▼第12話／不自由を知って自由を語れ▼第13話／空腹を満たすように▼第14話／滝田邸とは違う表情▼第15話／奈津子さんをずっと見てたのはオレじゃない▼第16話／歯車▼第17話／奈津子はわたしのもの▼第18話／生命の光、愛欲の闇▼第19話／オレが最後に見た永遠

●主な登場人物／空山アキラ（東京美術大学［通称：東美］油絵科1年。19歳。「東美で10年に1人の逸材」との評価を受けており、滝田圭二郎を目標としている）、滝田奈津子（滝田圭二郎の妻。27歳。以前は滝田のモデルをしていた）
●あらすじ／尊敬する画家・滝田圭二郎の書生となったアキラは、滝田の妻・奈津子をモデルに作品を描くことを課題として命じられた。「手を触れない」というルールを課されても、挑発的なポーズを繰り返す奈津子を前にして、アキラの欲求は高まっていく。一方でアキラは、趣味を通じて滝田の前妻の息子・誠一と仲良くなっていくが…（第9話）。
●本巻の特徴／解放された欲望が、男と女を制御不能にしていく。“書生”と“師匠の妻”という禁断の関係を忘れ、求め合う2人……その行方には衝撃の結末が!!
●その他の登場人物／滝田圭二郎（海外で高い評価を受けている“洋画の巨人”）、滝田誠一（滝田の息子。高校3年生。前妻の子であり、奈津子と血は繋がっていない）、小田ユカリ（絵画専門の新人ヌードモデル。世界で認められる作品のモデルをつとめることが夢）