▼第22話／勝ったんだからさァ。▼第23話／チーム天使徳英、発進!!▼第24話／天使という名の鬼▼第25話／暴走特急▼第26話／アニキ▼第27話／いじっぱり▼第28話／強迫の微笑（ほほえみ）▼第29話／神に護られし男▼第30話／殉教の徒▼第31話／最期の光▼最終話／ビッグ・バン ●登場人物／松下海（エリート校・徳英野球部のキャプテンで投手。超高校級のフォークが武器）、葉桜航（ヤンキー校・天使工野球部のキャプテンで投手。豪速球が武器のサウスポー）、大掛果緩（徳英野球部のマネージャー。陽気なあわてもの）、葉桜苫穂（天使工野球部のマネージャー。航の妹）、矢古部神父（徳英高と天使工の両校を経営する理事長兼神父。合併チームの提唱者） ●あらすじ／甲子園常連校・竜信学園との練習試合は、まさに葉桜のひとり舞台。雨天コールドだったとはいえ、竜信に一本のヒットも許さず、この試合唯一の得点も自らのバットで叩き出したのだ。試合後のミーティング時、葉桜の飛び抜けた実力を目の当たりにした天使・徳英両校の選手は、自分が勝利に何も貢献していないにも関らず、浮かれ始める。そんな中で、ただひとり、松下だけがこの状況に満足できないでいた。「チームプレーなしで…葉桜ひとりの力で勝って…合同チームの勝利だと本当に思っているのか!?」。しかし、浮かれきったナインの心に松下の言葉は届かず、虚しく響くだけであった……（第22話）。 ●本巻の特徴／甲子園出場に向け、勝利を積み重ねていく合同ナイン。しかし、連投を続ける葉桜の肩は……!?　衝撃の完結集!!