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憂国のラスプーチン 6巻
- 作者
- 雑誌
- 価格
- 630pt/693円(税込)
いよいよ法廷闘争へ…運命の判決は!?
遠隔操作ウイルス事件で誤認逮捕され、当初は否認していた
ものの罪を自白した19歳青年が、保護観察処分となった。
ところがその後、冤罪だということが判明したのは記憶に新しい。
捜査機関が、青年が真犯人であるという自分達に都合の良い
ストーリーを創作し、それに従った形で強引に
自白を引き出したのは明かだ。
しかし本作品を読めば、そんなのは日本の検察では当たり前のことに
過ぎないという事実を知ることになるだろう。
「背任」と「偽計業務妨害」で逮捕・起訴された元外交官・憂木衛の
主戦場は裁判所となった。
憂木が取り巻きにいい顔したいため、外務省の関連機関からカネを
引き出し、イスラエル人教授夫妻に日本旅行をプレゼントしたと
検察は言う。憂木がイスラエル出張したのも、公金で観光旅行をした
のだと。
憂木が反論すべくイスラエル人教授を証人として呼ぼうとしても、
来日したら逮捕するかも…と検察は教授を脅迫し、外務大臣は
公判で外務省職員の証言を禁止する。
卑劣で汚い東京地検特捜部と外務省の前に、このままでは
有罪確定……絶体絶命の大ピンチ!
憂木に反撃のチャンスはあるのか!?