黄昏流星群 50巻

黄昏流星群 50巻
作者
雑誌
価格
630pt/693円(税込)

初回購入特典 315pt還元

かつては国民的スター歌手だった、七星新也。
今は、すっかり薄くなった頭髪を隠しながら
地方の温泉地の小さなステージで歌う日々を送っている。
営業先の温泉旅館で、住み込みの仲居・京と恋仲になる七星だが、
彼女は「暴力夫から逃げている」というワケありの身で…!?

落ちぶれても元スター・七星、愛する人を守るため、
今こそヒーローになるべき時は来た!!

時の移ろいと共に落ちぶれてしまった男と
その新しい人生への再起とを描く表題作『君こそ星(スター)だ』と、
俳句によって結びついた男女の熱烈な情愛を描く
『星光耿耿』の2編を収録!

どちらも、「もう自分の身に恋など降ってこないはず」と
思っている男の“まさか”の物語です。

恋はやっぱり、人生の必要十分条件だ!と感じさせてくれる
ときめきの詰まった一冊です。

初回購入限定! 50%ポイント還元

  • 黄昏流星群 1巻

    価格:630pt/693円(税込)

    ▼不惑の星 ●あらすじ/52歳の盛本芳春は、入社以来、30年間わき目もふらず仕事に励み、現在は銀行支店長の座にいる。会社人間で、本社への復帰を夢見ていたが、ある日系列会社への出向を打診され、呆然。自分の人生に疑問を感じて、ヤケ気味にスイス・マッターホルンへの旅行を決意。そこで優雅で上品な妙齢の日本人女性、誠子と知り合う。ホテルのレストランで食事の後、部屋で飲み直すことになるが、連絡先も本名も知らないまま、気まずく別れるはめに。彼女への恋心を抑えきれず、苦悩の日々を過ごしていたある日、意外な場所で再会を果たす。ふたりの恋心は一気に燃え上がるが、そこには障害も少なくなかった。
  • 黄昏流星群 2巻

    価格:630pt/693円(税込)

    ▼第1話/鎌倉星座▼第2話/星の王女様▼第3話/鈍色の星 ●あらすじ/群馬県の市立博物館に学芸員として勤務する国分みゆきは、仕事上の必要から、本を探しにやってきた神田古書街で、現在はリタイアした73歳の建築家、北村修一と知り合う。友達のアパートに泊まるつもりだったが、都合が悪いと断わられ、やむなく鎌倉にある北村の家に一泊。その後、鎌倉で一緒に食事をしたりと、みゆきは同年代の男性にはない魅力を北村に感じはじめていた。だが北村の家で飲み過ぎて膝枕で寝入ってしまったとき、彼が・男・であったことを再確認して、なんとなく気まずくなってしまう。しばらくして、みゆきに北村から郵便物が届いたのだが、差出人の住所は病院になっていた(第1話)。
  • 黄昏流星群 3巻

    価格:630pt/693円(税込)

    ▼第1話/星より秘かに▼第2話/星よりの使者 ●登場人物/▼第1話…徳田和夫(ラーメン店「一番」店主、20年前はアイドルだった渚エリカの当時からの大ファン)、渚エリカ(アイドル出身で、現在は女優)▼第2話…江口克彦(77歳の元公務員)、谷村緋紗子(41歳で銀座のクラブ「花かご」のママ) ●あらすじ/第1話…徳田の店に20代のころから大ファンだった渚エリカが、偶然にラーメンを食べにきた。以来、何度も店を訪れ、彼女のアイデアから「渚ラーメン」という人気商品も生まれた。しかも酒のうえのこととはいえ、一度だけ体の関係も……。エリカのためならなんでもでする決心を固めた徳田は、彼女が犯してしまった殺人の罪をかぶり服役する。出所後、徳田は行方不明のエリカを捜し出すが、彼女はすでに老人性の痴呆症で、徳田のことを覚えていなかった。だが彼女は「渚ラーメン」の味だけは忘れていなかった。▼第2話…緋紗子は、10年以上愛人関係を続けてきた江口から、71歳になる彼の祖父、克彦を誘惑してみないかとの賭けをもちかけられる。その賭けにのり、誘惑に成功した緋紗子は、いつのまにか71歳とは思えないほどエネルギッシュな克彦に惚れ込んでしまう。克彦も彼女と会うことで元気を取り戻し、ふたりは結婚へ。緋紗子の存在は、江口家に活気をもたらせる。だがある日、江口家を襲った強盗と克彦がもみ合って以来、克彦の体調が少しずつ悪くなり、ついに緋紗子と公園を散歩中に死んでしまう。江口家で家族の温かさを実感した緋紗子は、今度は自分も温かい家族を作ると言い残して、江口家を去っていった。
  • 黄昏流星群 4巻

    価格:630pt/693円(税込)

    ▼第1話/流星美人劇場1〜4▼第2話/星のレストラン1〜5 ●登場人物/▼第1話…麗子(シャンソンBAR「ラ・メール」ママ、63歳。チーママのみゆきとは20年来の二人暮らし)、鈴木秀人(東京大学教授を名乗る前科4犯の結婚詐欺師。本名は滝口)▼第2話…ヒロミ(青山にあるフランス料理店「グー・エ・テール」の料理人)、美奈(ヒロミの恋人。大学の図書館の司書。フランス語が堪能)、立松一平(年金暮らしの老人。フランス料理の伝説の天才料理人)、ソフィー(フランスに残してきた立松の昔の恋人。現在は大手食器会社社長夫人) ●あらすじ/麗子の店「ラ・メール」に初老の男がやって来る。忘れ物から、その男は『東大の鈴木教授』だとわかる。互いに一目惚れした鈴木と麗子は逢瀬を重ねていくのだった。ある日麗子は、鈴木から、みゆきと二人で預金を預けている金融会社についてのよくない評判を聞いて、通帳と印鑑を預けてしまう。その後、店の常連の刑事の口から、鈴木が『結婚詐欺師常習犯の滝口』であると聞き、麗子は泣き出してしまう。(第1話)▼コンビニでよく見かける老人に、美奈はふとしたきっかけからヒロミの料理をご馳走する。料理についての的確な批評を下した彼は、実はフランス料理界ではすでに伝説となっている天才料理人『タテマツ イッペイ』だった。ある仕事でフランスを訪れた美奈は、料理に対する情熱を失っている立松のために、立松の昔の恋人であるソフィーを探し出し、ヒロミのレストランに招待する。しかし立松は、ソフィーが料理を作ったのが自分だと気づかなければ会わないと言い出す。渾身を込めて作られた立松の料理にソフィーは…(第2話)
  • 黄昏流星群 5巻

    価格:630pt/693円(税込)

    ▼第1話/同窓会星団1〜5▼第2話/パルサーのように1〜4
    ●登場人物/砂川(商社勤務。海外勤務中に妻を交通事故で亡くし、小学生の息子と2人暮らし)、小倉美智子(砂川と高校時代に付き合っていた。夫と離婚し、高校生の息子と2人暮らし)以上、第1話。▼松岡(妻と死別。定年退職し、一人暮らしする老人)、菅原(ひょんなことから松岡と出会う。息子を不幸な事故で亡くすという暗い過去を持つ女性)以上、第2話。
    ●あらすじ/砂川は、5年間の海外勤務中に妻を交通事故で亡くし、現在、息子と2人暮らし。ある日、今まで一度も出席したことのない高校の同窓会に参加した。彼の前に、高校時代付き合っていた小倉美智子が現れた。2人は同窓会を抜け出す。彼女も夫と離婚し、息子と2人暮らし。話が盛り上がった砂川と美智子は、お酒を飲んだあとホテルに向かうが…(第1話)。▼40年間通い続けた運送会社を定年退職した松岡。自分自身にとっては特別な日であるのに、周囲は普段と変わらない、そして子供たちにもやっかい者あつかいされる…。今日ぐらいはぜいたくしようと思い、高級なメロンを買う。この時にもらった福引き券で、オーストラリア・ペア旅行券を引き当てるが、同行する相手のあてもない松岡は、旅行券を1人分しかもらわなかった。出発日の空港で松岡の前に現れたのは、菅原という女性だった(第2話)。
  • 黄昏流星群 6巻

    価格:630pt/693円(税込)

    ▼第1話/ミザリーの星1〜4▼第2話/聖夜の星1〜2▼第3話/汝が星は永遠に煌く1〜3●登場人物/漆原元彦(超売れっ子のハードボイルド作家)、横井ひとみ(漆原元彦のファン)以上第1話▼向井(会社が倒産し職を失う。47歳)、向井優子(向井の妻でニュースキャスター。40歳。一度流産したことがある)▼寺嶋(妻が入院し、ひとり暮らしとなる。75歳)、新庄テイ子(シルバー人材センターに籍を置き、寺嶋家の家政婦となる)以上第3話●あらすじ/50代の超売れっ子作家・漆原は、最近腰の調子が悪い。セックスも3年前からできなくなっている。そして今日、そのことを理由に恋人にフラれた…。すっかり意気消沈した漆原。そんな彼の元に、横山ひとみという女性からファンレターが届く。その手紙には、あたかも以前自分と彼女が関係していたようなことが書かれているが、漆原には全く覚えがない。不審に思った漆原は、彼女に会いに行くことにする…(第1話)。▼妻が入院し、75歳という高齢で突然ひとり暮らしとなった寺嶋は、何かと不自由している。そこで、妻の提案もあって家政婦を雇うことにした。翌日、公共のシルバー人材センターからテイ子という女性を紹介された。彼女は寺嶋の希望どおり、掃除、洗濯、料理と家事一切を引き受けてくれ、よく働いてくれた。ある日、寺嶋が家に戻ると、洗濯をしていたテイ子が、自分の肌着に顔を埋めている姿を目撃する。なぜ…?(第3話)
  • 黄昏流星群 7巻

    価格:630pt/693円(税込)

    ▼第1話/パパは優等星1〜4▼第2話/崩れる星霜1〜5●登場人物/吉村和良(不まじめな大学生)、ユカリ(和良と同棲するホステス)、和良の父(県庁勤め。厳しい父親)以上第1話▼樋口ミツ子(ボランティアで、源蔵の介護を始める。つらい過去を持つ)、幸田源蔵(元木工職人。現在は寝たきりの身で、ミツ子の介護を受けている)、鬼塚(元警部。ミツ子の父親殺人事件を担当した)以上第2話●あらすじ/大学生の吉村和良は、父に反発し、学校も行かず、バイトもせず、ホステスのユカリと一緒に暮らしていた。ある日、和良は暇つぶしに女装したところ、ユカリも本物の女性と間違えるほどに変身した。ユカリの勧めで、ホステスとして働くが、お店になんと和良の父がやって来る。さらに、何も知らない父から、和良は店外デートを申し込まれてしまうが!!(第1話)▼一人暮らしで土日をもてあましていたミツ子は、ボランティア団体に参加することにした。そこからのあっせんで、ミツ子は寝たきりの老人・幸田の身の回りの世話をすることになった。この幸田を風呂に入れたとき、思い出したくない過去が甦った。ミツ子と幸田とにはどんな過去があったのか?(第2話)
  • 黄昏流星群 8巻

    価格:630pt/693円(税込)

    ▼第1話/七夕七年会1〜4▼第2話/我が星が果てるまで1〜5●登場人物/寺坂泰人(会社員。29歳の時に7年間付き合った恋人と別れ、他の女性と結婚する)、藤倉澄子(寺坂の元恋人)、設楽ナツミ(シナリオライターの卵。寺坂に興味を持つ)以上第1話▼佐竹(優良企業の社長)以上第2話●あらすじ/寺坂泰人は、貿易会社に勤務する会社員。彼は29歳の時、7年間付き合った恋人・澄子と別れる時、ある約束をした。その約束とは7年ごとの七夕の日に会って、ベッドを共にするというものだった。その約束どおり、二人は別れてから7年後、14年後の2回、会うことができたが、3回目の21年後の七夕の日に澄子は現れなかった。しかし、待ち合わせのレストランにいたナツミという若い女性と知り合って……(第1話)。▼大きくはないが優良企業の社長・佐竹は、仕事一筋で生きてきた。ある日、佐竹は人に勧められて何気なく人間ドッグを受けるが、そこで異常が見つかった。胃ガンであった。“余命は、半年からもって1年”と宣告された佐竹は、仕事をやめ、死ぬまでに会っておきたい3人を捜す旅に出かける(第2話)。
  • 黄昏流星群 9巻

    価格:630pt/693円(税込)

    ▼第1話/貴男と星と潮騒と1〜4▼第2話/ソドムの星1〜5
    ●登場人物/安藤ひとみ(売れっ子の経済アナリスト。40歳)、奥山(TV局のプロデューサー。安藤と長年の不倫関係にある)、徳元(48歳で独身の漁師)以上第1話▼野々山徹夫(平凡に生きてきた大手会社の人事部長。53歳)、滝満夫(新宿にあるゲイバーのホステス)以上第2話
    ●あらすじ/安藤ひとみは、テレビにひっぱりだこの経済アナリスト。都会で華々しく生活する彼女だが、テレビ局のプロデューサーと不倫していた。ある日、母親の七回忌で故郷に帰ったひとみは、突然気分が悪くなってしまい……(第1話)。
    ●真面目でカタブツ、バクチも女もやらない野々山は、妻とはもう20年近く性交渉がないばかりか、同僚に連れられ高級クラブでも疲労感を覚えてしまう始末。ことほど左様に、すっかり涸れてしまった野々山だが、その後に寄ったゲイバーでゲイのホステス滝と会い、久し振りに解放された気分を味わい……(第2話)。
  • 黄昏流星群 10巻

    価格:630pt/693円(税込)

    ▼第1話〜第9話『脆い星光』
    ●登場人物/中川さとみ(平凡な主婦)、藤岡卓(山岳写真家を目指すカメラマン)
    ●あらすじ/夫は単身赴任、息子は留学しているため、ひとりで気楽な生活を送っている主婦さとみ。友人の加寿子に頼まれ、彼女の不倫旅行のカモフラージュ役のため一緒に出かけたアメリカで、さとみは鈴木実と名乗るカメラマンと出会う(第1話)。▼アメリカ旅行の最後の夜、自然ななりゆきでベッドを共にしたさとみと鈴木。日本では絶対に彼に会ってはならないと、さとみは自分に言い聞かせるが……(第2話)。▼さとみが旅先で知りあったカメラマンの鈴木は、実は加寿子の不倫を暴くために派遣された、藤岡卓という探偵だった。その事実を知ったさとみは、一夜の情事を後悔し、久々に夫に会いに行くが、そこで夫が若い女と一緒にいるところを目撃してしまう!!(第3話)▼夫の浮気にショックを受けているさとみの前に、再び藤岡卓が現れ、「あなたのことが好きになった。私と一緒に、平凡な人生を変えてみませんか?」と誘う。そんな彼と、さとみは付き合うことになり……(第4話)。
    ●その他の登場キャラクター/一木加寿子(中川さとみの友人)、長崎洋一(加寿子の不倫相手)、中川勇太(さとみの息子)、藤岡照子(藤岡の元妻)、藤岡志穂(藤岡の娘)、玉城和美(さとみの夫の愛人)

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人間交差点ベストセレクション

人間交差点ベストセレクション

弘兼憲史/矢島正雄

短編漫画の金字塔、永久保存せよ。

1979年~1990年にかけてビッグコミックオリジナル誌上で連載され、絶大なる反響を呼び、今なお熱狂的なファンが多数いる『人間交差点』。
単行本全27巻、文庫版で全19巻の本作の中から、特に評価の高い作品を選びに選び、再編集し、上下巻で発刊。
人が、普通に、必死に、ただ生きているだけで起きてしまう幸不幸を、その断片を鮮やかに切り取った短編連作。時に重たく、ざらざらとした手触りを感じる人間ドラマの傑作。
時代を越えて人を震わせる短編漫画の金字塔、特別厳選版。
収録作品・・・第11話/ささやき 第12話/日々 第13話/踊り場 第14話/弟 第15話/雨林 第16話/不良 第17話/火の空 第18話/声 第19話/道 第20話/大人 第21話/街 第22話/あこがれ 第23話/海辺の波 第24話/祖母のしつけ 第25話/疑惑
 
 巻末にとり下ろし、著者あとがきインタビュー「人間交差点の日々」収録(下巻は弘兼憲史)。カバー写真:写真家・上田義彦。”

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