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殺手 2巻
- 作者
- 雑誌
- 価格
- 500pt/550円(税込)
▼第8章/夢の終わり▼第9章/海ゆかば▼第10章/満洲脱出▼第11章/馬賊の血統▼第12章/廃墟の王国▼第13章/殺手の道●主な登場人物/老人(本名・前田央輝。馬賊の子として満洲に生まれる)、私(小説家。なじみのスナックで「老人」と出会う) ●あらすじ/1945(昭和20)年8月9日、突如ソ連が満洲に侵攻してきた。央輝、玲花、譚は、ソ満国境の地下要塞にいる弥江のもとにたどり着くが、そこで大勢の日本人避難民を守る兵隊の数はわずか50人足らず。しかも、ろくな武器も持っていない有り様だった。まもなく始まったソ連軍の攻撃に、たちまち陥落寸前となるが、そこに征二郎率いる馬賊が敵後方をついて窮地を救い…(第8章)。●本巻の特徴/崩壊した満洲国からの最後の輸送機に乗って、日本にやってきた央輝。大陸しか知らぬ少年は、焦土と化した帝都・東京でどうやって生き抜くのか…? 昭和史の闇に潜む希代の暗殺者の謎に迫る問題作、最終章を新たに描き下ろし、第1部ここに完結!!●その他の登場人物/前田征二郎(「老人」の父。福島の豪農の次男坊。昭和初期に満洲へ渡り、馬賊の頭目となる)、弥江(「老人」の母。征二郎と駆け落ちして満洲へ渡る)、譚(タン。「老人」の幼少時代の教育係。征二郎の部下)、玲花(満洲の開拓村で育った娘。村を戦火で焼かれ、征二郎に拾われる)、朱徳雄(元日本兵の台湾人。東京の台湾人社会の顔役)