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殺手 1巻
- 作者
- 雑誌
- 価格
- 500pt/550円(税込)
▼第1章/邂逅▼第2章/父の物語▼第3章/母の物語▼第4章/父と母の物語▼第5章/名付け親▼第6章/誕生▼第7章/王道楽土の夢●主な登場人物/老人(かつて中国大陸を駆け巡った馬賊の子)、私(小説家。なじみのスナックで老人と出会う)●あらすじ/二流の小説書きである「私」は、ある夜、なじみのスナックでひとりの「老人」と出会う。老人は、昭和初期に満洲を駆け巡った馬賊の子で、年少の頃から“殺手”としての教育を受けたという。別の若い客が「生きるために人殺しまでしたのか?」と老人につっかかると、「初めて人を殺したのは13歳の夏だ」と、終戦直前のソ連による満洲侵攻時のことを語りだし…(第1章)。●本巻の特徴/半信半疑ながらも「老人」に興味をひかれた「私」は、その後もたびたび老人と待ち合わせをして彼の話に耳を傾ける。それは“満洲国”という虚構の誕生から崩壊までを伺い知る壮大な“物語”であった…。「ビッグコミック1」掲載の衝撃作が、大幅加筆によって単行本化!●その他の登場人物/前田征二郎(「老人」の父。福島の豪農の次男坊。昭和初期に満洲へ渡り、馬賊の頭目となる)、弥江(「老人」の母。征二郎と駆け落ちして満洲へ渡る)、譚(タン。「老人」の幼少時代の教育係。征二郎の部下)、玲花(満洲の開拓村で育った娘。村を戦火で焼かれ、征二郎に拾われる)、瀬川(軍部とつながりを持つ謎の男。征二郎を満洲へ導く)、甘粕正彦(関東軍の特務機関を率いる男。のち満洲国の実力者に)、馬占山(満洲軍閥の実力者)