盛田賢司
古田清貴、15歳。高校受験に失敗、東大道予備校にて現在中学浪人。いまだ青春の入り口でもがき、あがき続ける未熟な狼たちの叫びを聞け!!
今から30年前の1982年――。青春真っ盛りの俺は”中学浪人(チューロウ)”だった。15歳、最も多感な時代を地方都市・大分で、チューロウとして過ごした俺。普通の人にとってはマイナスでしかないだろう1年。でもそのマイナス1年が、今の俺という人間を作った。ところで今の俺は、幸福だろうか?2013年の俺は、もう一度、1982年の俺に会いに行く。