1964年 の検索結果 4件
-
TOKYOオリンピックはじめて物語
野地秩嘉
東京オリンピックがもっと楽しくなる1冊。
1964年、アジア初のオリンピックが東京で開催されました。実はこの大会から日本、さらには世界の暮らしに大きな影響を与えるアイデアや技術、仕事がいくつも生まれました。絵文字、大量調理システム、民間警備会社、大会オリジナルのロゴマークとポスターなど、今でも私たちの生活に欠かせないものばかりです。それらはどのようにして生み出されたのでしょうか――5人の主人公の奮闘、そして周りの人々の熱い思いとは。2020年に開催される東京オリンピックがもっと面白くなる1冊です。 -
へびおばさん
楳図かずお
1964年に貸本短編誌に7回連載された長編少女スリラーで、のちに雑誌にリメークされ、大ヒットをよんだ著者の初期代表作をオリジナルバージョンで初めて復刻します。これまでのリメーク版にはなかった扉や4色カラーもふんだんに収録した完全版となります。
「かんな」と「さつき」の姉妹コンビが奈良の山深い里山を舞台に繰り広げる民話調の恐怖譚で、「山びこ」シリーズの第2弾です。
ある日、おかねが渕で巨大なうわばみの姿となった女性に姉妹が遭遇するが、その女性は友人の少女の家に新しく迎えられた継母だった…。週刊少女漫画誌デビュー直前の作者が放った、その後の少女ホラーブームを巻き起こす傑作をオリジナルで再現です。 -
恐怖の地震男
楳図かずお
本書は、1964年に貸本出版社から刊行された長編単行本で、作者の貸本時代に発表された本格SFの集大成的な作品です。デビュー作「別世界」と後の名作「イアラ」などとをつなぐ楳図作品中で貴重な位置にある秀作といえます。
物語は、古代アトランティス大陸の滅亡をモチーフに、大正時代と戦時中、そして現代の日本へと、舞台は時空を超えて広がります。主人公の少年は、関東大震災をきっかけに不思議な記憶を甦えらせます。少年が青年に成長した戦時中、ある博士の発明した記憶再生装置によりその記憶が再現されますが、少年の前世はアトランティス王国の王族だったことや、その滅亡の悲劇が次々に明かされるという、謎が謎を呼ぶ展開になっています。
荒俣宏、竹熊健太郎両氏の解説を載せた小冊子付。 -
雪の花
楳図かずお
「タイムパラドックス」を時代に先駆けて少女漫画に取り入れた、1964年の野心作。怪談「雪女」のモチーフを借りながら、そこに時空をこえる不滅の愛を織り込んで描かれた、幻のSF少女漫画!