連作短編集 の検索結果 5件
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マイリトルタウン
柴門ふみ
30年前にできた夢の町・ニュータウン…そこは団地の町。建築家・上杉真司は、ニュータウンの再開発を進めるプロジェクトの一員として、この地を再訪した。二十数年前、ひと夏を過ごした叔母家族が住む団地があり、両親を亡くした真司にとって温かい思い出のある町。そして団地の中には、ここで生まれ育った子供たちの思い出と約束がいっぱいつまっている。――東京のもうひとつの顔、“郊外”を描いた、名手・柴門ふみの極上の連作短編集。
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ビューティフルピープル・パーフェクトワールド
坂井恵理
美容整形なんか当たり前…!?
美容整形の技術が発達し、誰もが美しさと見た目の若さを簡単に
手 に入れることが出来るようになった、近未来の日本。
あえて素の姿 で踏みとどまる者、憧れの存在と同じ姿になる者、
愛する人の望む 姿を選ぶ者、生きた証を残すため、
躊躇なくその見た目を変えてゆ く者……。
美醜が全ての基準となる世界の中で、少しだけはみ出して
しまった者たちを描いた、連作短編集。 -
瞳子(とうこ)
吉野朔実
“明日は今日の続きじゃない。傷は癒える人は変わる、今日何が起こるかわからない。だからこそ人間関係は常に危うい。”――そんなことを感じながら日々を送る瞳子(とうこ)は、大学を卒業しても働かない実家暮らしのプー太郎。父と姉は毎朝仕事に出るので、必然的に母と過ごす時間が長くなり…!? 他誌で活躍していた吉野朔実が『週刊ビッグコミックスピリッツ』で掲載を始めた、1980年代後半の流行を織り交ぜて描いた話題の連作短編集!
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ぷらせぼくらぶ
奥田亜紀子
「箱があったらその中で眠ってしまいたい。そしてそのままそれを宇宙の片隅の誰も知らない場所にとばしてほしい」―――へちゃむくれでネガティブでナイーブな中学生の女の子・岡ちゃんほか、「平凡だけど、ほんのちょっとだけ特別でありたい。でもやっぱり特別なんかにはなれない」、そんな多感な中学生達を独特のタッチで描き出した連作短編集。
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素晴らしい世界
浅野いにお
心に不安や不満を抱えながらも、いつか素晴らしい世界にたどりつくことを夢見て、それぞれの日々を生きる人達の日常をリアルに描いた連作短編集。