玄関 の検索結果 11件
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そこにはちゃんと愛がある【マイクロ】
高瀬由香
亡くなった祖母の遺言により、突如アパートの大家になることになったひなた。
共同玄関に共同台所、共同トイレ、築40年のひまわり荘には、クセが強すぎる住人たちが住んでいて・・・――――。
心に沁みるハートフルストーリー! -
箱庭の歳時記 ~この人を、愛そうと、決めた~
砂川雨路 カトーナオ
父を亡くし、天涯孤独となったいばらを引き取って夫となった扇唯一。だが23歳年上の夫が父の話をする時、いばらの胸は微かに疼く・・・・・・。
大晦日の昼下がり。高校生の扇いばらは、温かなマンションのダイニングであんこ作りに取りかかっていた。ザルに小豆をあけ、さっと水洗いする。手で豆を掻くと、ジャキジャキと小気味好い音が響く。これを雪平鍋に移し、たっぷり水を入れて、ガスコンロの火をつけて煮込む。高校の先輩たちに初詣に誘われたいばらだったが、保護者の同伴なしに深夜に外出するのは駄目だと、夫の唯一に止められた。沸騰してきた鍋を流しに運び、小豆をザルにあけた。いばらにとっては、初めて経験する日本のお正月になるはずで、すべてが新鮮だった。長くイギリスで暮らしてきたいばらは、日本の文化や行事をよく知らない。幼い頃に母と死に別れ、4か月前に父も亡くしたいばらを迎えにきたのが、父の大学の後輩の唯一だった。23歳年上の唯一と結婚して日本で暮らすことになったのだ。玄関の開く音がする。唯一が帰ってきた。「おかえりなさいませ、あなた」。棒読みの挨拶。唯一は「それ、やめなさい」と嫌がるが、いばらは夫婦らしいやりとりというものを試してみるのが好きだった。いばらと唯一、二人は秘密を抱えている―― -
なつのの京
わたせせいぞう
京都が舞台のわたせせいぞう新作ストーリー
わたせせいぞう最新作は少し不思議なハートフルストーリー!
●あらすじ
「彼女は持っていた。我々に届かない音楽が聴こえる耳を−−」
バイオリン職人を目指したなつのが亡き母が営む祇園のお茶屋を継いで、3年の月日が経った。そんな彼女がある日、「父の音楽」を耳にしたとき−−この物語が始まった。
●著者から
『なつのの京』は、僕が京都のお茶屋さんを描きたいなと思って始めた作品です。僕が通っていた頃の祇園はまだ平成の初め、夜の花見小路は本当に真っ暗だったのです。お茶屋さんに入っても、玄関はまだ薄暗くて・・・
でも階段を上がって襖を開けると、舞妓さんや芸妓さんがいてパアッと一気に華やかになる。京都はそういう暗転・明転がすごいんです。 -
文豪カレシの溺愛しばり ~〆切明けたら即エッチ~
駒田ハチ anco
「嘘でしょ…、あの可愛かった佑ちゃんが、こんなに激しく私を抱くなんて…!」
町立瑠衣(まちだ・るい)は、美術史を学ぶ大学1年生。
待望のひとり暮らしがスタートした日、呼び鈴が鳴る玄関の前には、なんと今をときめく若手イケメン小説家が立っていた。
「久しぶり、瑠衣。俺のこと覚えてる?」
彼の正体は、なんと10年前に別れ別れになっていた、幼なじみの神木 佑(かみき・ゆう)。すっかり大人の男性に成長し、著名な作家になっていた彼は、いきなり瑠衣に「一緒に住もう」と言い出してきて……?
大人になって再会した二人の間で弾ける、昔は感じたことがなかったトキメキと、相手が欲しくてたまらないと疼く、カラダの奥の熱情。抗えない欲望の波に飲み込まれながら、瑠衣は自分の記憶から消え去っていた、遠い日の神木との『約束』があったことに気づくのだが――?
「俺が瑠衣のカラダに気持ちイイこと、教えこんであげる――」
果たして神木が瑠衣のもとに戻ってきた本当の目的とは?
再会した幼なじみ同士の純愛濃厚ラブストーリー! -
養護施設を追われた子ども〜ゆりの物語〜
榎本由美
お母さん、お腹すいたよ。
早く帰ってきて…!
玄関にはびっしり粘着テープ。
酷暑の中、電気の途絶えた暗い部屋で
監禁された姉妹の悲痛な叫びが響く…!
高坂ゆりは小学1年生。
病気の母・幸代と幼い弟ゆうたの3人で
アパートで暮らしている。
幸代は高校を卒業してすぐにデキ婚した後、離婚。
女手ひとつで子供を養おうとするが
仕事は長続きせず、職場を転々とした挙句、
うつ病を発症、ゴミ屋敷と化した部屋で
二人の子供を放置して寝込んでいた。
母子の窮状にNPO法人から
派遣されてきた世話好きの
中年ボランティア牧田フキエが知恵を授け
幸代に生活保護と児童扶養手当の受給手続きをさせる。
ところが、受給日、
通帳を見て目を輝かせた幸代は
支給金で自分の服を買ってしまう…!
「児童養護施設の子供たち」で衝撃を与えた
著者が描く里親シリーズ第6弾! -
名探偵コナン 天国へのカウントダウン
阿部ゆたか 丸伝次郎 青山剛昌
劇場版コナン第5弾を完全漫画化!!
キャンプのために西多摩市を訪れたコナンと少年探偵団!
その帰り道に、新しく完成したツインタワービルの中に入れることになったが、その玄関前に、黒ずくめの男:ジンの愛車ポルシェ356Aが停まっていた!!
その夜、タワーのスイートルームで市議会議員が殺害され…
歴代屈指のファン人気を誇る超名作、第5弾を完全漫画化!!
サンデーSの人気連載がついにコミックスで登場します!! -
妄想彼女の暴走看病
瀬田七生
私、神崎 萌には悩みがあります。それは大好きな幼なじみの海里くんと恋の進展がないこと。だから私、エッチな妄想ばかりしちゃうんです――!「今日…親いないんだ」「あっはじめてなのに玄関でなんてっ」止まらない妄想にチャンス到来!? 風邪で寝込んでいる海里くんに想い(妄想)の丈をぶつけちゃえ――!!
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私のペットは極道くん〜アンアンご奉仕★同居生活〜
皇りん
「家事も、Hも…俺に任せて?」看護師・理紗のマンションに、ある日いきなりケガを負った青年が転がり込んでくる。「お願い、傷が治るまでここに置いてくれない?」強引でかわいいイケメンと、アブナすぎる同居生活がスタートするが!?「待って、帰ってすぐ玄関でこんな…いやらしすぎっ…!」
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魔法使いの弟子
井浦秀夫
▼第1話/開化▼第2話/召魔(めすま)▼第3話/交霊▼第4話/罪▼第5話/霊視▼第6話/攘夷▼第7話/出生▼第8話/魂の声▼第9話/魔法使いの弟子<sub> </sub>
●登場人物/鬼窪巖(明治新政府参議。国のことを真剣に思い多忙)、妙(参議・鬼窪の愛妾。心の病を患っている?)、召魔(巷間“妖術使い”と噂される異人。「動物磁気」など怪し気なもので病気を治す?)<sub> </sub>
●あらすじ/1868年、明治政府樹立。しかし、新しい世になっても、血の匂いは消えなかった。新政府に反発する反乱や一揆の首謀者たちはもちろん、時には無実であっても新政府にとって都合が悪ければ斬首、切腹……冷徹な強権をふるっていた――参議・鬼窪は、その新政府の中心人物として多忙を極める日々。世の中も、政府・文化・思想・化学……全てが新しいものへ移行しようと目まぐるしく動いていた時代、外国人居留地はずれの洋館に妖術使いが住んでいるという噂がたった。夜な夜な冥府から亡霊を呼びだしているというのだ。そんな折、久々に鬼窪と一夜をともにした愛妾・妙が生首の亡霊を見る!!(第1話)▼妙がフラフラしながら入っていったという例の洋館を訪れた鬼窪。玄関の扉を開けるなり、目に飛びこんできたのは、かつて見たこともない奇妙な光景だった。ひとりの異人と操り人形のようにフラフラ踊る女たち、そしてグッタリと椅子にうなだれている妙の姿……。鬼窪の呼びかけで気を取り戻した妙。連れて帰ろうとしたところ、異人は「帰スワケニハイキマセン」と鬼窪をさえぎる。鬼窪のせいで病気が悪くなるというのだ。(第2話) -
the 山田家
阿部潤
成績表をトムに見せるみちる。トムは成績の悪さに怒るが、一度酒を口にすると子供のように変身してしまう。成績表なんて何だ、ウンコしちゃえ。というみちるの言葉に、トムは本当にウンコをする。 母花子はミュージカルのように歌いながら夕食を作っていた。花子はうかれると会話がミュージカル調になる。その日の夕食は豪華だった。母親はトムとみちるにプレゼントをねだる。トムはプレゼントを渡すが、みちるは何の記念日か分からない。すると母は、母さんが初めて女になった日だという。 田中ミヨが突然山田家へ遊びに来ることになる。ミヨと帰ってきたみちるは、玄関で天使の格好で飛んでいる父を見る。今日は止めようというが聞かないミヨに、みちるは山田家のすべてを見せる決心をする。しかしなぜかもう一度ドアを開くとトムと花子が普通に迎えてくれる。上がってお茶でも、と言うみちるにミヨはもう帰るという。すると、ミヨの帰りを悲しんでみんな泣きだし、なぜかみちるも入れてマイムマイムを踊り出すのだった。
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ビッグウイング
引野真二 矢島正雄
「ツアーデスク」と呼ばれる羽田空港受付に配属された、お節介で笑顔の似合う新人吉川久美子が繰り広げる愛と感動のドラマ。東京の空の玄関、”ビッグウイング(新東京空港)”。そこで、働く新人受付の吉川久美子を通して様々な人間模様を描く!!