片山ユキヲ
妻が遺したレシピ帳によるグルメ復活劇!夫は悲しみの底から甦る。妻の料理を作って食べることで--気難しく人付き合いが苦手な時代小説作家・米蔵は、妻に先立たれ生きる気力を無くしていた。だが、「作品を完成させる」という妻との約束を思い出し、遺されたレシピ帳で妻の料理を作り、食し、復活していく。
藤子不二雄(A)
人はお互いに相手を誤解することによって結婚し、やがて相手を理解することによって離婚する・・・愛し愛されることにより真実を見落とし、本当の愛を見つめる自分を無くしてしまう。やがてその愛の本質が見えた時はすでに遅く、二人の別れにまた傷つく。