母子家庭 の検索結果 4件
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茶箱広重
一ノ関圭
▼第1話/茶箱広重▼第2話/縦走路▼第3話/黒まんとの死▼第4話/俺が愛した女▼第5話/陽炎街▼第6話/ほっぺたの時間▼第7話/水茎
●あらすじ/安政5年、「東海道五十三次」で有名な浮世絵師・一立斎広重(安藤広重)が亡くなった。後を継ぎ、二代目広重となったのは、弟子の重宣(しげのぶ。本名・鎮平)。広重の名を汚さないよう懸命に努力する重宣だが、先代の妻だったお崑、わずか13歳で政略結婚させられたおかや、弟弟子・寅吉らとの間に生じる複雑な人間関係に翻弄される。やがて寅吉は独立し、実際は三代目であるにもかかわらず「二代目広重」を名乗り、生涯それを通した。一方重宣は世人から「茶箱広重」と呼ばれるようになる…(第1話)。
●本巻の特徴/残された資料も極めて少ない、「茶箱広重」と呼ばれた幻の浮世絵師・二代目広重。不遇な晩年を送ったが、西欧の印象派の画家たちにも大きな影響を与えた彼の人生を丹念に描いた表題作の他、遭難死した山岳部員の死因を推理する「縦走路」、炭鉱夫と芸者の賭けと愛を描いた「俺が愛した女」、5歳と2歳の男の子兄弟と母親の母子家庭の物語「ほっぺたの時間」、「南総里美八犬伝」で有名な江戸時代の戯作者・滝沢馬琴と、彼を支えた周囲の人々を描いた「水茎」など、力作7編を収録した、寡作で知られる一ノ関圭の中・短編集。▼初出「茶箱広重」81年/「縦走路」77年/「黒まんとの死」76年/「俺が愛した女」76年/「陽炎街」79年/「ほっぺたの時間」86年/「水茎」82年
●その他のデータ/巻末に浮世絵研究家としても知られる作家・高橋克彦氏によるエッセイ「一読驚嘆」を収録。 -
けもののかんづめ
藤原たすく Nidy-2D-
『ツンデレ妹』好きに贈る“ケダモノ”物語。
僕には出生の秘密がある……それは“父親が女性にしか見えない”ことだ。母子家庭に暮らす「中津川司狼」は少女のような外見がコンプレックスで、男らしくあろうと柔道部に所属している。
穏和な性格もあって強くはないが、親友や主将、そして思いを寄せる部のマネージャーに囲まれた、ごく平凡で楽しい高校生活を満喫していた。
ある日、司狼は大地から立ち上る光の中から現れた美しい少女に“兄さん”と呼ばれることになる。少女は出生の秘密の答えと、“新たな秘密”を携えた実の妹だった。
司狼は不思議な妹・カレンに甘い愛を囁かれ、優しく撫でられ、その熱いキスで、あろうことかケダモノへと変じてしまう。
そんな兄の姿に妹は満足げな笑みを浮かべ、容赦なく“魔法”の鞭を振るって調教を開始する――恐ろしい“敵”と戦うために!
果たして司狼は出生の秘密を受け入れ、“異世界”から現れた実妹と共に命がけの戦いに挑むことができるのか?
全国の『ツンデレ妹』好きに贈る“ケダモノ系バトルラブコメディ”ここに開幕!
著者は“エロ萌え”の先駆者であるシナリオライター、藤原たすく。
イラストを担当するのは繊細なタッチのイラストが評価されているイラストレーター、Nidy-2D-。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
微熱×発熱
後藤みさき
女にだらしがないお父さんのせいで母子家庭になったほのかの願いは、「超イケメンで超誠実な王子様をくださいっ」。そんな彼女の前に、イケメンで頭がよくって長身で髪がサラサラの鬼畜王子・依吹が家庭教師に現れた!!
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SAY YOU
倉科遼 大谷じろう
母子家庭で育った高校3年生の水谷優は、父親がいないことで小さい頃にいじめられ、人と交わることが苦手になっていた。彼女にとって、好きなアニメを観て声優の真似をすることが唯一の楽しみだった。そんなネクラな彼女だが、ある日の放課後、同じ学年の男子・斉藤徹に突然「付き合いたい」と告白され…!?