打ち切り の検索結果 6件
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弁護士・亜蘭陸法は漫画家になりたい
ゆうきまひろ 武村勇治
漫画界の危機を救うのは、風変わりな弁護士
ペンと紙と頭脳を武器に、日夜命を削りながら
魅力的なキャラクターや物語を生み出す職業、それは漫画家!
そして漫画家の生み出した作品を楽しみ、夢をもらって活動を支える読者達。
そうやって美しく循環する漫画界をおびやかす、とんでもない脅威が現れる。
違法アップロードサイト「漫画谷」!!
月刊連載を2本持つ多忙な漫画家・凄久(すごひさ)先生の元に、
絵がめちゃくちゃ下手なアシスタントがやってきた。
彼こそは、漫画界にはびこる悪を許さない、くるおしいまでの漫画への愛に満ちた異色の弁護士、亜蘭陸法(あらん・りくのり)だった。
「漫画谷」によって打ち切りの危機に瀕した作品を救うため、
亜蘭はさっそく運営者を特定しようと、アシスタント業の合間に調査を開始するーーー!! -
先生とそのお布団
石川博品 エナミカツミ
まだ「何者」にもなれない「誰か」へ――。
家に猫がいる者ならたいてい「うちの猫は特別だ」という。
だが彼とともにいた猫は本当に特別だった。
九年間、小説を書くときにはいつもそばにその猫がいた。その猫がいなければ小説なんて書けなかった。
彼は猫を飼っていたわけではなかった。ただ猫とともに暮らしていた。
――本文より抜粋
これは石川布団という作家と、人語を解す「先生」と呼ばれる不思議な猫とがつむぎ合う苦悩の日々。
企画のボツ、原稿へのダメ出し、打ち切り、他社への持ち込みetc...
様々な挫折と障害に揉まれながらも、布団は小説を書き続ける。
時には読者に励まされ、時には作家仲間に叱咤され、ひとつひとつの出来事に、一喜一憂していきながら、素直に、愚直に、丁寧に、時にくじけて「先生」に優しく厳しく叱咤激励されながら――。
これは売れないライトノベル作家と「先生」とが紡ぎ合う、己が望む「何か」にまだ辿り着かぬ人々へのエール。
優しく、そして暖かな執筆譚。
カクヨムで話題を呼んだ、奇才・石川博品の同名短編小説を、大幅加筆修正した完全版。
イラストは『バッカーノ!』『異世界食堂』など、各所で活躍中の人気イラストレーター・エナミカツミ。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
サルまん 2.0
相原コージ 竹熊健太郎
バブル景気まっただ中の1989年、雑誌『ビッグコミックスピリッツ』に連載された『サルでも描けるまんが教室(愛称“サルまん”)』は、まんが界のタブーをことごとく打ち破る異色のまんが入門まんがとして日本中の話題をさらった。それから18年後の2007年、続編『サルまん2.0』が雑誌『IKKI』で連載開始。ところが間もなく相原と竹熊は制作方針の違いから激しく対立し、ふたりは8回目で連載打ち切りを宣言した。この歴史的な“サルまん2.0の悲劇”以後、業界では『サルまん2.0』の名は口に出すことさえタブーとされていた。
それから10年後の2017年、水面下での交渉と関係各所への粘り強い働きかけにより、ここに初の単行本化が実現した。
あの時、連載が中断した本当の理由は何だったのか、ふたりの関係はその後どうなったのか。本書に収録した座談会では関係者が10年ぶりに集まってその真相を激白している。
巻末付録:相原・竹熊ふたりの蜜月時代に発表されたグラビア記事『遠くへ脱けたい』(単行本初収録、オールカラー10ページ)、短編『サルまん21』(雑誌掲載時のカラーページを初再現)。その他秘蔵資料満載。 -
小光先生の次回作にご期待ください。
水口尚樹
初連載が突然の打ち切り宣告を受け、週刊連載作家から無職のマンガ家になってしまった小光栗夫。モテない勇気ない友達少ない……そして連載もない!そんな残念なマンガ家の、打ち切りから新連載獲得までをリアルかつ笑いたっぷりで描く、マンガ家コメディー!
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世界擬人化計画
ナオダツボコ
[読切]ちょっとイラッとくる天然編集者・A子と、連載打ち切り寸前の少女まんが家・B子。人気回復をねらって、打ち合わせの末に出た起死回生のアイデア、それは…擬人化!? 妄想サクレツブラックギャグ・
モバフラ11年3月5日号に掲載 -
DCD
田口ケンジ
9人の少年少女が、その超能力を披露する人気番組『エスパー少年』。収録中の死亡事故によって番組は打ち切りとなるが、その7年後、能力者の一人が殺される事件が発生した! 主人公の黒須繋介は、能力者の中にいるであろう、殺人犯を追うが…… 第1回クラブサンデー新人王が描く、異能者サスペンス!!