メディア芸術祭 の検索結果 4件
-
ぼっち死の館
齋藤なずな
老いを生き、描く76歳作家の「純」漫画!
舞台は高度経済成長期に建てられた団地。現在そこにはひとり身の老人たちがいつか訪れる孤独死、「ぼっち死」を待ちながら猫たちと暮らしている。
そんな彼女らが明日迎える現実は、どんな物語なのかーーー
自らも団地に暮らす76歳の著者が描く、私たち全員の未来にして、圧倒的現在。
『夕暮れへ』にて日本漫画家協会賞優秀賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門収集賞を受賞した齋藤なずな、渾身の最新作。 -
あんたさぁ、
ルネッサンス吉田
愛しあえないから、弟が好き。大好き。
身体を売り、漫画を描き、日々を暮らしている姉。
毎朝勤めに出て、淡々と、日々を暮らしている弟。
姉は、口には出せぬ想いを抱えて。
弟は、口には出せぬ過去を抱えて。
ひとつ屋根の下で暮らす。
ふたりだけを乗せて、凪いだ世界をたゆたう、舟。
しかし、その舟を激しく揺らしたのは――
第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門
新人賞受賞作家が描く、情念と諦念の物語。 -
水曜日
冬川智子
オシャレで明るくて男子とも気軽に話せる女子高生… そんな夢は、高校デビュー失敗で脆くも崩れ去った! 地味女子街道をまっしぐら、自意識過剰とムダな性知識にさいなまれつつ、女子高生・鳩は今日もゆく!(←学校に) 『マスタード・チョコレート』で第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞した気鋭の著者によるエッセイ風コミック、多くの声に応えて待望の復刊!
-
白井弓子初期短篇集
白井弓子
『天顕祭』で同人誌初のメディア芸術祭・奨励賞受賞となった実力派作家・白井弓子。同人誌時代に描いてきた珠玉の短篇を一冊にまとめました。美大生・高橋の繊細な恋心を描いた連作「touch」。子育てをする母親の視点から、現実と幻想を織り交ぜていく「赤ん坊遠近法」ほか子育て小品集。口の悪い人工知能を道連れに、年老いた女が挑むもの――「記念日」。さらに、24ページの描き下ろし「成人式」を掲載。白井弓子の原点にして最新の一冊です。