ギリシア の検索結果 3件
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藤子・F・不二雄大全集 ユリシーズ/少年船長ほか
藤子・F・不二雄
発見!F漫画の古典力。
名作児童文学が藤子・F・不二雄漫画として鮮やかに蘇る。講談社の学年誌をメインに活動したトキワ荘時代中期の「名作もの」を集成した第1弾。トロイの木馬作戦で有名な古代ギリシアの英雄・ユリシーズの冒険を描いた、ホーマー原作の「ユリシーズ」をはじめ、伝記物の名作「しょうねんリンカーン」、バランタインの西部劇「名犬クルーソー」、マリアットの海洋冒険譚「少年船長」の計4作を収録。
解説/里中満智子 -
スフィンクス
萩尾望都
王ライオスは死に、赤子を喰らう不吉な怪物の影に覆われたデバイ。 残された王妃イオカステの前には、運命に導かれた若者オイディプスが現れ――!? ギリシア悲劇から瑞々しい片思いまで、鮮やかな切り口と深度で描かれた全6編のよみきり!
※収録作品をご確認の上、重複購入にはご注意ください。
●収録作品/オイディプス/スフィンクス/海の青/青いドア/世界の終わりにたった1人で/しまうまのQ&A -
ペンテウス
白土三平
▼「ペンテウス」▼第1話/エウロペの誘拐▼第2話/アクタエオン▼第3話/セメレ▼第4話/スパルトイの後裔▼第5話/バッコス▼第6話/キタイロンの惨劇 ▼「カイネウス」<ギリシア編>
●あらすじ/神々の国・オリンポス。下界の様子を眺めていた、世界の支配者である神・ゼウスは、ポエニケの王・アゲノルの治める土地で大蛇ピュトンが暴れていることに気付いた。ゼウスは息子・ヘルメスを蜂に変身させ、下界へと送る。ヘルメスは、一匹の牛に入り込み、アゲノルの娘・エウロペを連れ去る。アゲノルは息子であり、エウロペの兄であるカドモスに探索を命じ、「見つけ出せなかったら、二度と帰ってくるな」と告げた。しかし、その旅は苦難の連続。何年か後、仲間の兵士たちをピュトンに全滅させられたカドモスは、一人でその強大な敵に立ち向かう…(第1話)。
●本巻の特徴/カドモスはその後、テーバイという都を築き、子や孫に恵まれるが、末裔・ペンテウスの代に至るまで、オリンポスの神々の卑劣な策略に翻弄される…。ギリシア悲劇(エウリピデスの『バッコスの信女たち』)を下敷きにした、巨匠が描く異色のギリシア神話。また、この他に中編「カイネウス」を収録。初出は「ペンテウス」1975年、「カイネウス」1978年。
●その他のデータ/巻末に、川崎市市民ミュージアム漫画担当学芸員・細萱敦氏のエッセイ「白土三平の雌伏時代 -人間を、自然を、そして神を描く試み-」を収録。