カナダ の検索結果 4件
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ラッキーな瞬間
とみさわ千夏
凄腕官能占い師が暴く、男と女の淫らな運命
双剣みつるは、クライアント企業の新商品の売れ行き予測や、業績の予想をタロットで占う凄腕占い師。だが、彼の裏の顔は、男女のカラダの相性から幸運を呼ぶ体位、「危険日」まで、ずばり的中させる“色事占い師”だった――。
クライアント企業で、双剣の担当を務めていた秘書課OL・河奈優理は、カナダでの1年間のワーキングホリデーを実現するため、退社することに。「長い間担当させていただいたお礼です」と、二人きりの“打ち上げ”に双剣を誘った優理は、ほろ酔い気分に任せながら「人肌恋しいとかそんなときがありましたら、私もお相手の候補の一人に加えていただけませんか?」と大胆な告白をしてきた。「君だったのか……」。そんな謎の言葉とともに優理の肩を抱き寄せた双剣は、タクシーでシティホテルへと向かうのだった。
夜景の見える部屋で激しく結ばれる二人。そこで、優理が双剣を誘った真意、そして双剣の言葉の謎が解き明かされる……。 -
さびしがりやのロリフェラトゥ
さがら総 黒星紅白
「変猫」のさがら総が贈る、新青春エンタ!
ぼくらの学校には、血を吸いつくす吸血姫がいる――。クラスメイトたちのあいだでまことしやかに囁かれる噂は、真実だった。理想と現実のバランスに苦悩する高校生作家、常盤桃香は深夜の旧校舎で怪異と出会い、風変わりな姫とおかしな会話を紡ぐことになる。「汝、無礼である。如何なる理由でここを訪れるか?」「おでんを作ったので」「……おでん?」「こんにゃくもあります!」「……こんにゃく?」けれど、ふたりの奇妙な友情は、死体の出現をもって終わりを告げた。常識人的いじめっ子、自爆系宇宙ロボット、そして“正義の味方の敵”のぼく。優雅なる吸血姫を取り巻く人間関係は多角的に入り組んで、表と裏が混じりあい、複雑怪奇な青春群像劇を織り成していく。「だれもが静かに平和に暮らすだけの話を書きたかった」「いいかな? だれもそんな話は読みたくないんだ」――これはぼくたちの悩みを笑い飛ばす物語だ。そして、ハッピーエンドになるべき物語だった。『変態王子と笑わない猫。』のさがら総が挑む、新機軸の黄昏ロリポップ! 誰にも先が読めない青春ミステリアスコメディ、開幕!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
バンクーバー朝日軍
テッド・Y・フルモト 原秀則
2003年、カナダ トロントにおいて、ある野球チームが最高の名誉である、カナダ野球殿堂入りをした。そのチームの名は「バンクーバー朝日軍」。この物語は、今から100年前、海を渡り、差別と貧困に喘いだ日系人に、希望と誇りをもたらし、カナダ最強といわれるまでになったサムライ野球チームのセミドキュメンタリーである。フェアプレーに徹し、白人からも熱狂的に迎えられた「朝日軍」、太平洋戦争によって強制的に解散させられた「朝日軍」、その悲しき軌跡を追う。
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氷の国の王子様
小野ハルカ
名門アイスホッケー部に所属する城山咲人はホッケーを続けるか悩んでいた。 「このまま続けてもプロになれるわけじゃないし…ホッケーは試合を観るだけでも十分楽しめるよなぁ…」そんな咲人の前に突如として現れた不思議な雰囲気を纏うカナダからの転校生・アーサーは、見た目も立ち振る舞いも…そして自称も王子様そのもの!!アーサーの突飛で高飛車な行動に最初は戸惑った咲人だが、彼もアイスホッケーのプレイヤーであることを知り、氷上での彼のプレーを見た瞬間、その圧倒的な美しさと強さに魅入られることになる…