まわし の検索結果 6件
-
君のナカで溶かして! 〜コネて、まわして密着ご奉仕〜
龍華哲
「こっちもぬるぬるだね。ほら、ちゃんと僕の、握ってて……」
憧れの陶芸家・金田悠一の個展を企画させてもらえることになった私。陶芸好きになって15年、顔出し完全NGの金田さんに会えるなんてと有頂天だったのに……憧れの作家は、超絶美形で、難攻不落な陶芸王子だった!? 1か月の間に彼を“口説けたら”個展を開かせてもらう約束をしたものの……「ろくろから手を離しちゃダメだよ?」って、嘘でしょ、後ろからこんなコト……!?
(どうしよう、こんなのおかしいのに…カラダが勝手に…あぁっ!) -
獄門撫子此処ニ在リ
伏見七尾 おしおしお
その乙女、化物を喰らうさだめ――。
これが応募総数1469作品の頂点。
第17回小学館ライトノベル大賞《大賞》受賞作!
獄門家――地獄より現れた血族。怪異ひしめく古都・京都を根城とする彼らは、呪術を操る胡乱な者どもはもとより、化物にすら畏怖されていた。
そんな凶家の末裔たる乙女――獄門撫子は、化物を喰らうさだめの娘。
荼毘の炎から取りあげられた、このうえなくうつくしく――このうえなく、忌まわしい娘。
しかし……
「撫子か。なるほど、その名の通り可憐だな。」
このうえなく奇妙で、胡乱で、美しい女――無花果アマナ。
自らを恐れもせずに笑う彼女との出逢いが、撫子を変えていく。
花天井に潜むもの。箱詰される人身御供。学園にあざなえる呪い。人を幻惑するけもの。かたちなき化物。
次々と怪異に挑むうち、二人はやがて目を背けていた己そのものと対峙する。
「あなたさえいなければ、わたしは鬼でいられたのに。」
鬼の身体にヒトの心を宿す少女と、ヒトの身に異形の魂を抱える女。
二人のつむぐ縁が、血の物語の封を切る。
TYPE-MOON武内崇氏も認めた、おそろしくもうつくしき、少女鬼譚。
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
Blue Moon
森脇真末味
父親に捨てられるという過去を持つ双子の兄弟、英一と英二。彼らはそのいまわしい街に戻り土屋と名乗る男と出会うが…。感性豊かなコミカルストーリー。
-
ねこ目の少女
楳図かずお
1965年、『少女フレンド』に4回連載された作品の単行本を完全復刻したものです。加賀家の領主家にまつわる双子の忌まわしい伝説を基に、ねこの怨念が戦慄の現代ホラーに生まれ変わった、著者の代表作のひとつ。 物語は、加賀家の領主に、美しい花姫と領主が忌み嫌うねこ目の雪姫の双子がいたのだが、父親に毒殺された雪姫が最期に彫った猫の置物が、現代の加賀家の末裔の庭から掘り起こされ、そこから美しい姉妹、ひとみと木の実に異変が起こりはじめる…。
楳図少女ホラーの黄金期のスタートとなった記念碑的傑作の登場です。 -
王子様の言うとおりっ・
しがの夷織
「王室」と呼ばれる生徒会。会長の渉(わたる)は財閥の御曹司で、女子の憧れの的。モチロン、美結(みゆ)もその1人。告白できずにつけまわしてたら、ストーカー扱いされちゃった★ ところが、渉のおじいちゃんに気に入られ、王室に入ることに。しかも渉の許婚!! おバカな美結に、渉は相変わらず冷たいけど!?
-
ラブナイフ
蜜樹みこ
仲間はずれが怖くて本音が言えない吉野明希姫(よしのあきひ)は、高校1年の女の子。だから、いつも自分に正直な天宮想(あまみやそう)は、明希姫のあこがれの存在。ある日、好きでもない彼氏・陽平と嫌々ホテルに入るところを想に助けられた…。想へのあこがれが恋へと変わっていく。周りを敵にまわしても想を選ぼうと決めるけど…!? 表題作の他、「アンティークガール」、「ティータイムは真夜中に」の短編2作を同時収録した、蜜樹みこの傑作集。