ちより
夏祭りの日、不思議な青年に誘われた月子。実は彼の正体は…!?
吉田秋生
突然現れた五木くんと同居した達郎。「やさしいんですね、あなたは」、「やさしいと言うと…聞こえはいいけどな…」。――片すみに生きる小さな生命たちにやさしい視線をむける、秋生クンのファンタスティックな表題作の他、「夏の終わりに…」、「風の歌うたい」、「金の糸 銀の風」、「きつねのよめいり」、「ざしきわらし」、「アカプルコ・ゴールド」の6編を収録。独特な画風と巧みな心情表現で読者を魅了する吉田秋生の意欲作を集めた傑作短編集、第3弾!