運用 ラノベ の検索結果 4件
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帝国第11前線基地魔導図書館、ただいま開館中
佐伯庸介 きんし
女司書が抗う、戦場の魔導書ファンタジー!
「クソみたいな図書館だ」と、女司書は吠えた。
《連合軍》と《魔王軍》との戦いが続く世界。
長い時が過ぎるなかで、人がかつて持っていた魔力はそのほとんどが喪われ、人類は鉄と火を主力とした軍隊と『勇者』『魔導具』といった数少ない神秘の力をもって魔族に相対するようになっていた。
戦況を打破するため、帝国皇女は過去の遺物たる『魔導書』の管理運用を狙い、最前線には似合わぬ『基地図書館』を試験的に配置。魔導書の修復・活用をその主任務とする『魔導司書』がその運営を行うことになった。
半信半疑だった帝国軍部は魔導書の力を見、その兵器としての本格的な運用を図り始めるのだがーーそこに、ただひとり、抗う女がいた。
それは軍基地図書館の『司書』の任を受けた女。
本を愛し、愛しすぎたゆえに職を失いまんまと戦場まで連れてこられてしまった女。
筋金入りの司書ーー魔導司書カリア・アレクサンドル。
眼鏡で八重歯で巨乳にソバカス、朗らかに良く笑い、すぐに手が出るいい女ーーそして誰より本を愛する女!
本を愛する司書の誇りが、戦争という現実に抗い始める。
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
双神のエルヴィナ
水沢夢 春日歩
ヤバい女神と契約した少年の恋と戦いの日々。
遥かな昔。あらゆる世界の支配者の座を巡り、美しき女神たちが争いを繰り広げた時代があった。いつしか牙の抜けた女神たちは、愛という虚飾で自らを偽り、穏やかに人間界を見守るようになる。
幼い男の子・創条照魔は、地上にお忍びでやって来た女神と出逢い、恋をした。いつか再会する約束を交わして別れ、女神にふさわしい男になろうと努力を重ねて逞しく成長。小学生にして一企業の社長を任されるまでになるのだった。
しかし現代。照魔の淡い初恋を余所に、神の国・天界では女神が異常発生してしまっていた。収拾がつかなくなった女神たちは、次の創造神――すなわち天界の支配者を決めるため、太古のように暴力で覇を競い始め、その争いの炎は人間界にまでも及ぼうとしていた。それを知った照魔は、自分の初恋を叶えるため、世界の平和を守るため、自らの会社を女神に特化した運用をすることを決意。利害が一致した最強の女神の一人・エルヴィナとともに、社長として戦いに臨む!!
『俺、ツインテールになります。』の水沢夢&春日歩コンビの最新作は、世界を超えた、少年と女神の恋と戦いの物語。その女神たちは美しく、そしてヤバい! 今ここに、女神大戦の幕が上がる―――!!
(2021年2月発行作品)
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
世界の終わりに問う賛歌
白樺みひゃえる 須田彩加
魔導と科学が共存する世界で――。
魔導が衰退し、それに代わる科学技術が発達した世界。魔導師の存在が稀少なものとなるなか、天然の魔力鉱石から魔力を抽出する「発魔炉」の登場により、人々は依然として魔力の恩恵を享受していた。
小国ローゼンブルクのマフィア「ヴィルトハイムファミリー」の構成員である特殊交渉人ブルクハルトのもとに、とある任務が舞い込む。それは近い将来、魔力鉱石が枯渇するという『魔力危機』に端を発する国家プロジェクト――魔力鉱石ではなく、魔力を自己生成する魔導師から直接抽出するという「次世代型発魔炉」の開発にまつわるものだった。「肉体的苦痛」を発魔条件として莫大な魔力を生み出すことができる『トネリコの蛇』の末裔の少女、ヘレナ・ヘレーゼを「炉心」とする次世代型の長期運用。弱者を守る古きマフィアの教えに感銘を受け、組織の誰よりも騎士道精神を重んじてきたブルクハルトは、罪なき少女を痛めつけなければならないことに苦悩しながらも最良の手段を模索していく。
イラストは『Wonderland Wars』や『LORD of VERMILION』を手がける須田彩加が担当! 第11回小学館ライトノベル大賞審査員特別賞受賞作。
※「ガ報」付き!
※ガガガ10周年電子特典!シリーズ既刊すべてのカバーイラスト付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
スクールジャック=ガンスモーク
坂下谺 巖本英利
機巧外骨格、起動。テロリストVS元少年兵。
先の戦争から導入が試みられた、二足歩行兵器――機巧外骨格。
戦争を通してその性能を存分に示した機巧外骨格は、終戦後も重要な軍事力として運用されるようになった。それをうけ、戦勝国である葦原皇国においては機巧外骨格のパイロット育成学校が創立される。 生徒達は、そこで優秀なパイロットとなるために、日々研鑽を積んでいた。
しかし、そのような希望に満ちる現在において、戦時中の機巧外骨格運用の舞台裏で生まれた、決して消し去ることのできない遺恨が残っていたのだった……。 その確執の火薬庫は、いま学園を襲うテロとなって爆発する。
整備士として学園を訪れていた、黒宮凛児。
学内でトップクラスの操縦技術を持つ、花枝連理。
運命的な因果に絡め取られた二人の手に、生徒たちの命運が託される。
そして、浮かび上がるもう一つの因縁。
かつて特殊部隊の少年兵として機巧外骨格を駆っていた凛児の前に、その脅威が立ちはだかる。
戦争という悲劇が生んだ、機巧外骨格の名誉と汚名。
その真相を受け容れたとき、凛児は再び守るべきものを、その手に掴む!
第11回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作。
※「ガ報」付き!
※ガガガ10周年電子特典!シリーズ既刊すべてのカバーイラスト付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。