荷 ラノベ の検索結果 5件
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ハズレドロップ品に【味噌】って見えるんですけど、それ何ですか?
富士とまと ともぞ
おなじみの料理、異世界でもご賞味あれ!
“ジャパニーズアイ”は右目が黒くなるだけのクズスキル。荷運者(ポーター)のリオは、自分のスキルをそう思い込んでいた。
しかしある日、勝手に能力が発動してしまい、誰も見向きもしないハズレアイテムに不思議な文字が浮かぶ。
「【味噌】・・・・・・って、なに?」試しにそれを使ってみると、野菜の煮汁が美味しい味噌汁に! 更に、この味噌汁がきっかけでS級冒険者のパーティーに誘われ、人類の危機にも大活躍!?
カレー、ちゃんこ、豚汁。
これは、どこかで見たことのある料理で奮闘する、頑張り屋な少女の物語。
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
恋吹雪
珠城みう ねぎしきょうこ
お天気雨のち恋晴れ、月夜に狐と祝言!?
おっとり、のんきなお人好しの小春は高校一年生。早くも進路希望書なんぞが配られて悩んでいたある日、お天気雨の降る中で進む花嫁行列を見かける。お天気雨は狐の嫁入りとも呼ばれる…なんてことを考えていたら、花嫁・紅尾にまじないをかけられて、何故か入れ替わって祝言の席に着いていた!?
結婚相手は銀髪の美青年・青月で、小春はうっかりときめくが、実は妖狐の化身で水森神社の御先稲荷だという。霊力の強い紅尾を花嫁に迎えて神社の再興を目指すはずが、わがままな紅尾は小春と入れ替わって女子高生ライフを満喫している…
家にも帰るに帰れないので、仕方なしに「偽者の花嫁」を務めることになった小春だったが…!?
秋にぴったりのファンタジック・ラブロマンス!!
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。 -
飛べない蝶と空の鯱
手島史詞 鵜飼沙樹
約束だ。一緒に飛ぼう。空の最果てまで――
霧の上に島が浮かび、島々を行き交う交通手段は「空を飛ぶ」ことだけ――。
「霧妖」という魔物が棲む霧の海の上を飛び、命がけで人々の「想い」を運ぶ「武装郵便屋」の少年・ウィルと、その相棒(バディ)の不思議な少女・ジェシカの物語。
飛ぶのがヘタで風を読めないウィルと、過去の事件がきっかけで空が怖くなったジェシカ。それでも空に憧れ、飛ぶことにこだわる二人は、この世界の人々の唯一の情報伝達手段である、「封書」と呼ばれる記憶を封じ込めることができる手紙を運ぶ「郵便屋」を開業する。
ある日、二人に<夜姫>と呼ばれる少女から「届けて欲しい」と封書が持ち込まれる。しかし、厄介なトラブルメーカーである彼女の依頼が、まともな荷物なはずがなく……。
「影執事マルク」シリーズで人気、実力ともに評価される手島史詞が紡ぐ、最高に爽快な「空飛び」冒険ファンタジー。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
くくるくる
一肇 大朋めがね
ここには海より深い愛がある。
高校入学式の翌日、語木璃一は登校途中、八重桜の木の下で、一人の少女に出会った。璃一と同じ高校の制服を着た女子生徒。長くふわりとした髪を持つ小柄なその少女は、危なっかしく青い自転車の荷台の上に立ち、頭上へと手を伸ばし、桜の太い枝に荒縄をくくりつけている。それを見て璃一は思った。
「ひょっとしてこれは。首吊りってやつですか」
しかしそのあまりの容姿の美しさに、璃一は彼女が荒縄を首に装着するのをただ静かに見守っていた。やがて桜の花びらが降り、少女が宙に浮かんだ、と、同時にぶちんとものすごい音がしてそのまま落下した。彼女は「げうー」と言いながら、こんな悪態をついた。
「もう百二十二回め! また首吊りに失敗! これはもう呪われてるといってもいいんじゃないかな!」
自殺を試みようとするとなぜか天変地異が巻き起こり、どうしても死ねない少女・なゆた。そんな少女に一目惚れして延々とストーキングする少年・璃一。なゆたは天に誓う。
「いつか必ず死んでみせるの!」
そんななゆたに璃一は叫ぶ。
「ぼくと結婚してください!」
桜の下で巡りあい「括る繰る」でクルクル回る少年少女の不思議な恋物語!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
華宵楼恋歌
深山くのえ みなみ遥
色町に売られた15歳の少年・雨蓮と、青年官吏の冬荷。身も心も寄り添いたい2人だが、様々なことに阻まれて…。
淡い雨が降るある日の夕方、兎(と)の都・永豊(えいほう)の紅蝋街(こうろうがい)に、15歳の少年・雨蓮(うれん)を乗せた荷馬車が入っていった。紅蝋街は遊郭が建ち並ぶ色町。親をなくした美しく気高い雨蓮は、高級妓楼(ぎろう)・華宵楼(かしょうろう)に売られたのだ。 それから10日後の夜。酔客が拳を振り上げ、雨蓮を殴ろうとしたその時、拳を掴む背の高い上品な青年官吏の冬荷(とうか)が現れた。驚く雨蓮。なぜなら、生まれて初めて庇われたから。そして冬荷は言った。今宵ひと晩、雨蓮を買うと!? 人の温かさも恋も知らない雨蓮は、冬荷に優しく口説かれ、激しく抱かれ…。幸せな日々が訪れたかに見えたが、2人の愛を阻む事件が…!?
※この作品は、パレット文庫として配信された作品と同じ内容のものです。
サイズの大きいイラストに入れ替えて作成しております。