生物 ラノベ の検索結果 5件
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ミドルノートにさよなら
立川浦々 楝蛙
その純愛さえも、歪む。
これは、誰がための試練なのですか。
勝ち気で誰よりも『女の子であること』に真摯な少女、九重彩音。
気弱だけど少し意固地な少女、桜庭真白。
ふたりは、ミッション系中高一貫校、清葉女学院の片隅で密かに想いを育んでいた。
彩音は真白の声を、真白は彩音の香りを、一番に愛していた。
ふたりの世界にはふたりしかいなかった、他の誰もいらなかった。
真白は天性の歌声を持ち、彩音は真白の為にアコースティックギターで音を紡ぐ。
揃いの香水を纏って、ストリートライブをおこなうふたり。
その日も、いつも通りに終えて、いつも通りに学院に帰るはずだったのに。
真白が倒れた。
告げられる無慈悲は、一体誰が望んだのか。
「“特発性性転換現象”」
「桜庭真白さんは遠からず、生物学的な男性になるんです」
世界は変わる。
変わりたくないと願う想いすら、逃れ得ぬ渦に巻き込んで。
その純愛さえも、歪む。
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
そんなに仲良くない小学生4人は謎の島を脱出できるのか!?
そのさなえ
今までのサバイバルじゃ物足りないキミへ!
考えずにすぐ行動する野生児の仁(じん)、
超頭脳派で王様気質の遼太(りょうた)
のんびり屋のカンちゃん
人見知りの唯花(ゆいか)。
校外体験学習の船旅で、たまたま船上の1か所に居合わせたこの4人は、夜の海に投げ出されてしまう! 流れついたのはどうやら無人島らしい…?
個性も気持ちもバラバラな4人は必死のサバイバル&脱出計画をスタートさせるが、調べれば調べるほどこの島、謎が多すぎ!
~キミだったらこの島をどう脱出する?
危険生物とのバトルやナゾトキ、クイズ、仲間れのピンチをクリアして
生き残れ! 読むだけで自然とサバイバル能力が身につくシーンも
盛りだくさん。大注目の新感覚サバイバルストーリーブック、第1巻登場!~
※対象年齢:中学年から -
元カノが転校してきて気まずい小暮理知の、罠と恋。
野村美月 へちま
なぜきみは、僕に別れを告げたのか。
冷たい瞳の転校生は、元カノだった!
中学時代、理知は孤高の美少女渋谷ないると、秘密の恋人同士だった。放課後の生物室で誰にも内緒の甘く濃密な時間を過ごしていたが、ないるは転校してゆき、理知に一方的に別れを告げた。そんな気まずい相手とクラスメイトになり、席も隣になってしまう。高校生になって、いっそう大人びて美人になったないるを無視しつつ、意識せずにいられない理知。一方ないるも、理知に冷たい横顔を向けつつ、意味深な発言を繰り返す。
離れようとするほどによみがえる、まばゆい記憶、苦くて痛くて甘い想い。
変わり者の上級生佐伯冴音子の策略により、二人は“恐竜の卵”を育てることになり、ますます意識し合うように。
やがて理知は、ないるの本当の気持ちと、失われた日々の“真実”に触れる……――。
「文学少女」でおなじみ野村美月先生の青春シリーズ第一弾。
元カノとの秘密に翻弄されていく理知はやがて、失われた日々の“真実”に触れる――
「文学少女」でおなじみ野村美月先生の青春シリーズ第一弾!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
NASA超常ファイル~地球外生命からの挑戦状~
伊豆平成 山浦聡
宇宙のふしぎ現象にググッと迫る!
NASA―アメリカ宇宙航空局―。
最先端の宇宙開発に取り組む、アメリカの国家機関。
設立以来、有人・無人宇宙飛行に挑戦し、宇宙開発でさまざまな成果をあげている。
そんなNASAの宇宙飛行士や科学者たちが実際に目撃、体験した不思議な現象に迫る。
木星の衛星エウロパに、赤い筋状の模様が確認された。
NASAの科学者、ブラッド・ドルトンが分析すると、それは米イエローストーン国立公園の間欠泉に住む微生物の成分と一致したのだ!
地球から6億2800万キロも離れた衛星に、地球上の生物と成分が一致する物質が発見された・・・これは、地球外生命の痕跡なのだろうか!?
恒星、惑星、衛星の違いなど、基礎的なことを解説するコラムつき。
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。 -
あの夏、最後に見た打ち上げ花火は
助供珠樹 春夏冬ゆう
彼女と出会った、忘れたくないあの夏の日。
何もないのどかな田舎町・松乃に暮らす中学2年生の眞田寛樹は、幼なじみの三島桐子・親友の阿久津恒正らと、毎年変わることのない夏休みを過ごしていた。そんなある日、徹夜をしてしまった寛樹は熱中症で倒れてしまい、助けてくれた謎の美少女・伊藤ノアに恋心を抱くようになる。日本語をうまく理解することのできないノアのために寛樹は妹のなずなと一緒になって、自分たちが暮らす町を案内したりしながら、徐々に距離を縮めていく。そんな時、寛樹はノアに過去の記憶がなく、深海生物に似た奇妙な生き物と共に自身がよく通っている駄菓子屋・伊藤商店の庭に倒れていたところを発見されたという事実を知る。さらに謎の生物がしゃべる名前が、先日まで自分が読書感想文を書くために読んでいた小説の作者の本名だということがわかり、ますます混乱していく。ノアが記憶をなくしたまま不安な毎日を過ごしていると感じた寛樹は、彼女の記憶を取り戻すべく、さまざまな場所に彼女を連れて行ったり、小説内に書かれたことを調べたりしていくのだが・・・・・・。第9回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作品。中学生の男女が繰り広げる甘くせつないひと夏の青春グラフィティが登場。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。