支援 ラノベ の検索結果 4件
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狐格子 ~ためたね流御師 真坂野ゆり~
成沢唱 七原しえ
川崎市役所「くら特」所属、祓い屋一族「ためたね流」御師・真坂野ゆりが怪事件に挑む! 新感覚ホラーミステリ開庁。
「しぐさ」に籠められた念を使って祓う「ためたね流」の御師・真坂野ゆり。川崎市役所の「くらし文化特殊支援室」略して「くら特」で特殊案件を担当している主任分析官だ。そこへ入庁2年目の“今時の若者”と揶揄される緒方太一が異動してきた。楽な方に逃げる癖のある太一は、真坂野のパートナーにぴったりなのだという。かくして、太一の「くら特」初公務、「獣憑き」の調査がはじまった。狐面を被ったずぶ濡れの女性が、両手の指を組んだ間――「狐格子」から市民を見つめ息を吹く。すると市民は突然意識を失ってしまう――多摩川周辺で多発する怪事件だ。怪異の痕跡を探す真坂野と、心霊現象が大嫌いな太一が、事件の真相に迫る。そこには悲しい過去の記憶と現実の行方不明事件が交差して……? 凸凹コンビによる新感覚ホラーミステリ開庁。 -
公務員、中田忍の悪徳
立川浦々 楝蛙
未知との遭遇ーー地方公務員×異世界エルフ。
区役所福祉生活課支援第一係長、中田忍(32歳独身)。
トレードマークは仏頂面、責任感が強く冷酷で誠実、他人に厳しいが、自分自身にはもっと厳しい男である。
無感動、無愛想、無慈悲の三拍子揃った生き様は、他の職員に“魔王” “爬虫類” “機械生命体“などと評され陰口を叩かれているが、忍はどこ吹く風であった。
ある日の深夜。
仕事から帰宅した忍は、リビングに横たわるエルフの少女を発見した。
濡れタオルで鼻と口を押さえつつ、知恵の歯車を回し始める忍。
仕方あるまい。
忍は、地球の危機を悟ったのだ。
異世界からの来訪者と遭遇した際、まず警戒すべきは“異世界の常在菌”である。
仮に異世界エルフの常在菌が、人類絶滅系の毒素を放出していた場合、焼却処理では間に合わない。ダイオキシンの如く、半端な焼却処理が土壌を侵し、その灰が風に乗り雲になり、毒の雨となって大地に降り注ぐ可能性も否めないのだ。
ならばエルフを即座に、極低温で凍結し、最善で宇宙、あるいは南極、最悪でも知床岬からオホーツクの海底へ廃棄するしかない。
必死に足掻く忍の前で、エルフの両瞼がゆっくりと開きーー
第15回小学館ライトノベル大賞優秀賞を受賞した、紛うことなき問題作。
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
鳥籠の寵姫
葵木あんね 椎名咲月
皇帝の寵姫になるはずが皇帝の弟と夜伽!?
レヴィーリーンはアズーカル帝国の奴隷娘。皇帝の寵姫の女官を務めながら、「いつか見初められてのし上がってやる!」と野望に燃えているガッツあふれる少女。だが皇帝が寵姫の部屋を訪れた際に目立ちすぎてしまい、寵姫にクビにされる。
代わりに派遣されたのは「鳥籠」と呼ばれる宮殿の幽閉所。そこは皇位につかなかった皇子たちが幽閉される場所で、彼らは妻子を持てず宮廷で重要な仕事をすることもできず宮殿の外へ出ることもできない。現在は皇帝の異母弟シャルハードがひとりでそこに住んでいた。
そんな将来のない者の慰みものにされるなんて…!と嫌がるレヴィーリーンだったが、シャルハードは美青年ながら変わり者のオタクで、研究と発明に没頭して慰めに用意された美人たちに見向きもしない。
シャルハードは砂を水に変える実験を繰り返していた。今の水源の水量が数十年のうちに半減すると言われているのだ。シャルハードと皇帝は仲が良く、皇帝は弟の研究を支援していた。
シャルハードはレヴィーリーンを皇太后の女官にするよう皇帝に頼んでおいた、と言うが…!?
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。 -
八百万の恋わずらい
みどうちん くまの柚子
巫女と神様のトキメキ婚活ラブ・コメディ!
神々の婚活を支える――八百万神教団の結婚相談省。そこで働くリーファは、能力は高いものの頓珍漢な婚活支援で『縁壊し』とまで呼ばれる落ちこぼれ巫女。そんなリーファが、高貴な龍神様の婚活支援に指名されて!? 「神の直感だ。彼女はきっと私を幸せにしてくれる」そう言ってくれた龍神バイロンの幸せのため、リーファは花嫁探しに奮闘するが……? 純粋ド天然巫女と、結婚したくない腹黒神様との婚活ラブコメディ!
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。