庇 ラノベ の検索結果 3件
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平安なずな陰陽譚 ~お困り姫を癒す庶民ごはん~
桔梗楓 鈴ノ助
安倍晴明に見出され、なずなと名付けられた少女。陰陽術と野山育ちの創意工夫で華やかな貴族社会に巣食う闇に挑む!
平安京の秩序を司る陰陽道、その権威・安倍晴明は、山中で怨霊と対決し負傷したところを謎の少女に助けられる。野生児だが聡明な少女は「なずな」と名付けられ、晴明に育てられて陰陽師見習となった。初仕事は、橘大納言邸に見え隠れする不吉な影を探ること。緊張の面持ちで向かった大納言の屋敷で、一人娘の桜子姫付女房を命じられたなずな。先輩女房の浄梅に連れられ挨拶に上がる途中、なずなは、湯あみの水が熱すぎるとわめき散らしながら、世話をしていた女房に湯を浴びせ、桶を投げつけようとする桜子姫の姿を目の当たりにする。女房を庇うなずなの頭に桶がぶつかっても、桜子姫は悪びれもしない。浄梅の作った氷菓を、遅いと言って投げ捨てる。噂には聞いていたものの、桜子姫の気性の激しさを目の当たりにしたなずなはげんなり。しかしだからといって、桜子姫に怨霊が取り憑いているというわけでもなさそうである。木登り禁止、虫を摘まんで食べることも禁止、と申し渡されてきた元野生児のなずなが、都人の生活に不自由を感じながら晴明のいう『凶の兆し』を探っていく―― -
熊撃権左−明治陸軍兵士の異世界討伐記録−
三島千廣 クレタ
マタギの矜持、いざ。
日露戦争の時代。二〇三高地、旅順攻囲戦の真っ只中にその男はいた。東北出身のマタギ、雨竜権左衛門。またの名を「熊撃権左」。山々で獣たちと命のやりとりを続けてきた彼にとっては、戦場など恐れる場所ではない。鬼神のごとき働きを見せる権左だったが、敵の攻撃から上官を庇ったことで瀕死の重傷を負ってしまう。
もはやこれまで、と悟った権左。しかし、目を覚ますとそこは魔獣たちが棲息する異世界の地だった。朦朧とする意識の中、異形の魔物に襲われている少女、リュチカを助けたことで家に招かれ、瀕死の重傷だった権左は手厚い世話を受けることになる。
義に厚い権左は、受けた恩を返すため、異郷の山野で獣たちを狩ることを決める。異世界にあっても、彼のマタギとしての腕は一級で、権左は自然とリュチカたちの暮らす村に溶け込んでいった。
そんな平和な日々の中、ある報せがもたらされる。それは化け物という形容すら生ぬるい怪物熊が、付近の村々を襲っているという内容だった。権左はマタギとして、そして恩人たちを守るため、三十年式歩兵銃片手に魂を燃やす。
狩り、喰らい、戦い、吼えろ! 生命滾らす異世界狩猟ファンタジー堂々開幕!! -
華宵楼恋歌
深山くのえ みなみ遥
色町に売られた15歳の少年・雨蓮と、青年官吏の冬荷。身も心も寄り添いたい2人だが、様々なことに阻まれて…。
淡い雨が降るある日の夕方、兎(と)の都・永豊(えいほう)の紅蝋街(こうろうがい)に、15歳の少年・雨蓮(うれん)を乗せた荷馬車が入っていった。紅蝋街は遊郭が建ち並ぶ色町。親をなくした美しく気高い雨蓮は、高級妓楼(ぎろう)・華宵楼(かしょうろう)に売られたのだ。 それから10日後の夜。酔客が拳を振り上げ、雨蓮を殴ろうとしたその時、拳を掴む背の高い上品な青年官吏の冬荷(とうか)が現れた。驚く雨蓮。なぜなら、生まれて初めて庇われたから。そして冬荷は言った。今宵ひと晩、雨蓮を買うと!? 人の温かさも恋も知らない雨蓮は、冬荷に優しく口説かれ、激しく抱かれ…。幸せな日々が訪れたかに見えたが、2人の愛を阻む事件が…!?
※この作品は、パレット文庫として配信された作品と同じ内容のものです。
サイズの大きいイラストに入れ替えて作成しております。