小さい ラノベ の検索結果 5件
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オオカミ神社におねがいっ!
築山桂 玖珂つかさ
平凡な中学生のあたしが伝説の姫巫女に!?
「真実の泉」という何やらありがたい伝説はあるものの、ぼろぼろで超ビンボーな泉神社のひとり娘・アカリ。アカリの横には小さい頃からいつでも一緒の愛犬・クロがいた。クロが年を取り、日に日に弱っていくのを心配しているアカリだったけれど、ある日、泉の封印をアカリが解いてしまい、犬のクロがイケメンの神様に大変身しちゃって――!?
しかも! しかも! あたしが伝説の姫巫女でクロの婚約者って、どういうこと??
姫巫女×イケメンオオカミ守り神の痛快バディストーリー開幕!
※対象年齢:中学年から -
むしめづる姫宮さん
Nagu 手代木正太郎
一寸の虫にも五分の魂。それはヒトも同じ。
――宮城県宮城郡浦上町。そこは虫の魂が漂う不思議な町。時に虫の魂は未熟な思春期の若者の魂にひきよせられ、憑いてしまう。そんなとき、町の老人たちは、そっと若者に告げるのだ。「悪い虫に憑かれたら山の上の姫宮さんの所に行きなさい」と。
身も心も小さい有吉羽汰は、ある日突然、身の丈にあわない「おせっかい」をしてしまうようになってしまう。そのことを祖母に相談すると「……悪い虫さ憑かれたんだな」と姫宮さんのところへ行くように勧められるのだった。
だが、そこにいたのは昆虫のことが大好きなだけの、引っ込み思案の女の子で――?
セミの魂に憑かれ、五日おきにしか家を出られなくなった幼馴染み。
バッタの魂で集団化し、学校を支配し始めた女子ダンス部たち。
虫の魂による奇妙な騒動を、羽汰は虫好き少女姫宮さんとともに解決してゆくことになるのであった。
虫と人間、五分と五分の魂が巻き起こす、ちょっと不思議な青春物語。 -
飽くなき欲の秘蹟
小山恭平 ぺらぐら
もしかしてお姉さん、異能持ちですか?
僕――世杉見識は目を放すとすぐサボる、意識の低いアルバイトである。自慢することではない。
バイト開始当初は、「能転売業なんてうさんくさ過ぎる、すぐに逃げよう」なんて思っていたけど、異能関係者は変わっている人が多くて、ちょっと楽しいと感じている。
異能というのは――超能力とか秘蹟とか、そんな呼ばれ方をする、とにかく不思議な力のことだ。それは人の願いと共に現れ、いつのまにか消えていく、一時の奇跡である。
そう稀少なものでもないが、誰もが自由に手にできるわけではない。
だから、持たない者は皆こう言う――自分も欲しい。
欲しいと思う人がいるのなら、そこにビジネスチャンスは生まれる。
異能を売りたい人と、異能が欲しい人を結ぶお仕事――異能転売業はこうして成立した。
僕の働く秘蹟商会もそんな異能転売業社の一つである。
店舗は埼玉の片隅にある古い建物。働いているのは店長とアルバイトの僕二人だけ。まだまだ規模は小さいが、明日の成功を夢見て僕らは日夜奮闘している。
「さてと・・・・・・
ポンコツかわいい店長のために、異能力保有者を捜しに行きますか」
第6回小学館ライトノベル大賞審査員賞受賞作。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
ドラゴンライズ
水市恵 029
竜と人とが争う世界で吐かれた、致命的な嘘
ここは竜と人とが争いを繰り返す、剣と魔法の世界。
背は小さいが凄腕で毒舌の剣士であるノラ、天然ぼけだが気立てのいい天才魔術師のアイという美人姉妹。そして姉妹に命を助けられたボンクラ剣士の俺・フレイク。
たった三人のギルド・グライズは、しかし、圧倒的な力を誇る姉妹の活躍により、多少は名の知られた存在だった。
そんな俺たちのもとに、要人である無口な幼女カーネスを警護し、旅の目的地まで届けてほしいという依頼が舞い込む。男性嫌いのカーネスは、なぜか俺にだけはなついてきた。旅の幸先は悪くなさそうだ。
だがそんなグライズを襲い来る、三匹の竜。おかしい。竜たちは孤独を愛し、けっして群れをなさないはずなのに――。
ありえない竜の群れに、グライズはどんなふうに立ちむかえばいいのか。やつらの目的はやはり謎に包まれたカーネスの能力にあるのだろうか……!?
『時間商人』『イヴの時間 another act』でサプライズとハートフルな展開を描いてきた水市恵による異世界ファンタジーアクション開幕!
驚愕の展開が、読者を待ち受ける――。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
僕等がいた
高瀬ゆのか 吉田智子 小畑友紀
映画「僕等がいた」ノベライズ本!映画の魅力を余すところなく描いた切ないラブストーリー!
『このずっと続く空の下、あなたは今どこにいますか?
今日は誰と会い、どんな話をして、どこへ行きましたか?
最後に私を思い出したのはいつですか?
今、誰を愛していますか?』
少女漫画界の頂点を極める「僕等がいた」が待望の映画化。北海道・釧路を舞台に、高校時代、互いに惹かれ合い、愛を確認しあった高橋七海と矢野元晴。しかし、運命に翻弄され、引き裂かれ、それでも永遠の恋を信じ、ひたむきに生きてきた6年に渡る二人の人生をドラマチックに描きます。
本書は、映画の脚本を原案にしたノベライズ本。「僕等がいた」ファンはもちろん、コミックスを読んでいない初めて「僕等がいた」に触れる方にも、その魅力を余すところなくお伝えします。初恋の喜び、避けられない運命に引き裂かれる切なさ、そして感動のラスト。恋の現役の方から、忘れられない恋を胸に秘めている方まで、男性にも女性にもぜひぜひお手にとっていただきたい1冊です。
※この作品はフィーチャーフォンサイズの小さいイラストが収録されています。