安倍 ラノベ の検索結果 3件
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リビングデッド・ファスナー・ロック
瑞智士記 安倍吉俊
救世主か地獄の使者か。美しき不死少女見参。
腹部に「ファスナー」を埋め込まれ、着ぐるみが如く加工された死体が発見される事件から、全ては始まった。決して死ぬことのない呪われた種族に伝わる術と、同じく不死の少女の壮絶なる闘い。新感覚アクションホラー!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
平安なずな陰陽譚 ~お困り姫を癒す庶民ごはん~
桔梗楓 鈴ノ助
安倍晴明に見出され、なずなと名付けられた少女。陰陽術と野山育ちの創意工夫で華やかな貴族社会に巣食う闇に挑む!
平安京の秩序を司る陰陽道、その権威・安倍晴明は、山中で怨霊と対決し負傷したところを謎の少女に助けられる。野生児だが聡明な少女は「なずな」と名付けられ、晴明に育てられて陰陽師見習となった。初仕事は、橘大納言邸に見え隠れする不吉な影を探ること。緊張の面持ちで向かった大納言の屋敷で、一人娘の桜子姫付女房を命じられたなずな。先輩女房の浄梅に連れられ挨拶に上がる途中、なずなは、湯あみの水が熱すぎるとわめき散らしながら、世話をしていた女房に湯を浴びせ、桶を投げつけようとする桜子姫の姿を目の当たりにする。女房を庇うなずなの頭に桶がぶつかっても、桜子姫は悪びれもしない。浄梅の作った氷菓を、遅いと言って投げ捨てる。噂には聞いていたものの、桜子姫の気性の激しさを目の当たりにしたなずなはげんなり。しかしだからといって、桜子姫に怨霊が取り憑いているというわけでもなさそうである。木登り禁止、虫を摘まんで食べることも禁止、と申し渡されてきた元野生児のなずなが、都人の生活に不自由を感じながら晴明のいう『凶の兆し』を探っていく―― -
六男坊と陰陽師
深山くのえ ねぎしきょうこ
藤原家の六男坊と天才陰陽師が紡ぐ平安物語。
時は平安、太政大臣の六男坊・藤原有視は、夜道で陰陽寮の学生・安倍春秋とぶつかり、春秋は追っていた男を逃がしてしまう。
口論になった二人だが、そのために「密かの賊」と呼ばれる盗賊団の盗みの現場を目撃することとなり、行きがかり上、事件に関わる羽目になってしまった。
だが、手がかりは殺された屋敷の主が言い残した「かね」という言葉だけ。
盗賊団の行方はなかなかつかめないまま日々が過ぎていった。
そんな時、有視は幼なじみの小色と再会する。小色のことを気にかける有視だったが、彼女は、なぜか有視を避け続ける。
一方、有視の身に迫る危機を感じ取った春秋は、自分の式神を有視に分け与えようとするが・・・!?
初めて目にする式神の存在、初恋の少女との再会、そして事件の真相――。
のんびり六男坊と天才陰陽生が紡ぐ、平安陰陽師物語!
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。