嫉妬 ラノベ の検索結果 3件
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嫉妬探偵の蛇谷さん
野中春樹 pon
嫉妬が嘘をあぶりだす、学園青春探偵物語!
蛇谷さんは、おかしい。
「ああ、本当に――妬ましい」
蛇谷カンナ。園芸部所属。美しい花を憎み、雑草の惨めさを愛する女。
黙っていれば怖ろしいほどの美人なのに、口を開けば怒涛の毒舌。
好きなものより嫌いなもので自分を語りたい。
その行動原理は全て――「嫉妬」。
こんな残念すぎる先輩と、どうして一緒に行動する羽目になっちゃったんだろう?
答えはひとつ。
嫉妬深くて攻撃的すぎるがために、他人の嘘や悪意を見抜いてしまう蛇谷さんのそばにいられるのが、どうしても「嘘」がつけなくて、本音がなんでも顔に出てしまう僕だけだから。
蛇谷さんが好きなのは、惨めな人、馬鹿な人、自分より下な人、嫌われ者、そして。
犯人――悪者のいる謎。
学校で起こる様々な「謎解き」に立ち向かう蛇谷さんの動機はもちろん嫉妬で、その目的は悪者を追い詰め、知的に拷問すること……なのだけれど。
ぜんぜん尊敬もできないけれど。
それでも僕は、このおかしな先輩のことを――カッコいいと思ってしまうのだ。
青春は、綺麗ごとでは終われない。
嫉妬で嘘をあぶりだす、学園青春“探偵”物語。
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
響-HIBIKI-
時海結以 柳本光晴 西田征史
マンガ大賞受賞作の映画ノベライズ!
2017年マンガ大賞を受賞した人気コミック『響~小説家になる方法~』(ビックコミックスペリオール連載中)がついに実写映画化!
文学界に現れた15歳の天才少女、響(平手友梨奈)。
文芸誌の編集者・花井に見出された響は、たちまち脚光を浴びることになるが、自分の信念を絶対に曲げないため、次々にトラブルを起こしていく。
しかしその圧倒的な才能と、常識にとらわれない行動は、しだいに、周囲の人々――熱意溢れる編集者、響の才能に嫉妬する少女、出世にこだわる編集長、過去の栄光にすがる作家、天才をきどる新人作家、スクープを狙う記者、生きることに絶望した売れない作家など――の価値観や生き方を変えていくのだった……。
常識や慣習にとらわれず、決して自分を曲げない15歳の天才女子高生作家・鮎喰響(あくい・ひびき)が活躍する話題の映画をノベライズ!
※電子書籍版はカラー口絵が含まれていません。
※対象年齢:高学年から
※この作品は同一タイトルで配信されていた作品の新書影版です。内容に変更はございません。 -
花街の萬屋 あやかし奇譚 ~物言う櫛~
藤本透 猫道ねこ
花街に巣くうは鬼かあやかしか。失せ物、揉めごと、よろずごと。青藍と蘇芳、二人のあやかしにお任せあれ。幻想時代怪異譚、開幕。
帝都を流れる湯埜川の中洲に広がる花街・湯ノ都。絢爛たるにぎわいと色恋のもつれが毎夜くりひろげられる遊郭地帯である。ろうそくからしたたるろうのように、涙と嫉妬、怨みと悲しみが日々流れ、あやかしたちを吸い寄せる。そんな花街を悩ませる揉めごと困りごとを引き受けるのは、あやかしが営む萬屋である。人ならぬ美青年・青藍は、今日も今日とて萬屋に舞い込んだ依頼“物言う櫛”の一件で櫛屋を訪れていた。櫛屋に代々伝わる“物言う櫛”は、それを授かった遊女を花街一の花魁に出世させる魔力を持つという。こともあろうに花魁見習いの雛櫛はそれを自分の客に契りとして与えてしまったのだ。青藍は櫛を回収して不始末を片付けたのだが、せっかく取り戻した伝説の櫛を、少年のような謎の禿・蘇芳が横から「俺に譲ってください」と奪おうとする。一目で蘇芳が人ならぬ者であると見抜いた青藍は、訴えを退けて持ち主である雛櫛へ櫛を戻す。だが、櫛の声を聞いた雛櫛は、櫛があやかしであると訴え、真っ二つに折ってしまう。手放せば、災いを招くかもしれないと囁かれた呪いか否か、雛櫛は盗みを暴かれ、折檻を受けた末に自ら縊り死んだ――ほの暗い行燈の灯りに浮かび上がる幻燈のようなあやしい世界。温泉の河から立ちのぼるのは湯気か、魂魄か。ひそやかな火花を散らすは妖火か、人魂か。廓(くるわ)から離れられない幽霊・夕霧が指した方角に蘇芳が見たのは、枯れ柳にまとわりつく雛櫛の亡霊だった! 妖火、なぞの失せ物、花魁の虚言、そして人を喰らう鬼の噂……つぎつぎと現れる廓の難事。よるべない孤独なあやかし・蘇芳は萬屋見習いとして花街に居場所を見つけられるのか。廓に生きる女たちの涙はむくわれるのか。幻想時代怪異譚、開幕――