墓 ラノベ の検索結果 5件
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双血の墓碑銘
昏式龍也 さらちよみ
幕末。日本に開国を迫ったのは吸血鬼だった。
1853年。日本は“吸血鬼”が支配する欧米諸国によって開国を迫られ、激動の時代を迎えていた――。元・新選組隊士の隼人は、仲間の裏切りによって命を落としかける。そこに偶然現れたのは、「自らに関する記憶」がない吸血種の少女・柩。隼人は「人間であることを捨ててでも復讐を果たす」ことを誓い、彼女の眷属となることを選んだ。
時を同じくして、欧米からは歴戦の英雄たちが柩を追って集結していた。彼らはそれぞれの特性を活かした“墓碑銘(エピタフ)”と呼ばれる血塗られた異能を操り、隼人と柩を追い詰める。さらに二人の前には、沖田総司やジョン・万次郎などのクセ者が次々登場し、物語は思わぬ方向に転がり始める……。隼人は復讐を果たすことができるのか? 柩はいったい何者なのか? 血沸き血踊る幕末維新奇譚、ここに開幕!!
※「ガ報」付き!
※特別カラーちらし「ゲキ推し!!ガガガラブコメ ラインアップ」付き
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
墓掘り王と身代わり寵妃
葵木あんね くまの柚子
残忍な王と身代わり妃の中華ラブコメ!
芝居小屋の娘、瑶蘭は、弟の学費を稼ぐため、病弱な貴族の娘の身代わりを引き受ける。
ところがそれは「墓掘り王」の異名を持つ、残忍な王の妃の身代わりだった!
即座に王から見抜かれたものの、王の密偵になる条件で見逃される。
表面は妃として振る舞いつつ、王宮に潜伏しているという邪教の教祖の正体を探りはじめる瑶蘭。瑶蘭は、王と共に過ごすうち、その不器用な優しさに気がつき惹かれていく。
一方、「密偵として役目を終えたあとはこの女を始末しなければ」と思いつつ、王もまた瑶蘭に対し今まで知らなかった感情を抱きはじめていた。
そんな中、邪教の魔の手が、ついに瑶蘭にのびて…!?
跳ねっ返り娘と不器用王のちぐはぐ中華ラブコメ!
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。 -
世界の中心で、愛をさけぶ
片山恭一
超人気のベストセラー。
主人公は朔太郎という名の、地方都市に住む高校2年生。
物語は、アキという名の同級生の恋人の死から始まる。
生前の彼女との思い出を回想するように、ふたりの出会い、放課後のデート、恋人の墓から遺骨の一部を盗んだ祖父の哀しくユニークな話、ふたりだけの無人島への旅、そして彼女の発病・入院、病院からの脱出、そして空港での彼女の死までのストーリーが語られていく。
その中で朔太郎は自分の「いま」が、彼女との出会いから始まっていたことに改めて気づく。
アキの死から十数年が経過した今も粉状になった彼女の遺骨の一部を小さな硝子瓶に持ち続けていた朔太郎は、新たな恋人とともにアキとの思い出が詰まった郷里を訪ねる。そして「アキの死」が残したものの大きさを感じながら、ふたりがかつて一緒にいた郷里の学校のグラウンドで静かに骨を撒いた――。
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。 -
藤井寺さんと平野くん 熱海のこと
樺薫 坂口安吾 あめいすめる
青春の墓場――これはミステリでは、ない?
ベースボール・フリークの藤井寺さんは、魔球を操った名投手・大鹿煙の孫娘。祖父を球史の闇に葬った「投手殺人事件」の真犯人を知るため、彼女と僕は熱海へ――。温泉、海、推理。あらゆる予想を裏切る不定形小説。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
幽霊伯爵の花嫁
宮野美嘉 増田メグミ
ライトノベル大賞「優秀賞&読者賞」W受賞
侯爵家の血を引く、天涯孤独(ル:てんがいこどく)の美少女サアラ。彼女は、身を寄せる遠縁の家の息子と婚約していたが、幽霊伯爵と呼ばれるコルドン伯爵の17人目の妻として嫁ぐことに! 更に嫁ぎ先は、墓地に囲まれ夜な夜な幽霊が現れるという場所で!? 妻に無関心な夫、何故かよそよそしい使用人達。ところが、サアラはのびのびと毎日を満喫し、逆に夫を翻弄して……!? 美しく強かに、少女は恋と幸せをつかみ取る!
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。