人狼 ラノベ の検索結果 3件
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罪都B×B
pun2 大谷久
必殺の電撃を持つメロウの人狼狩りゲーム!
右手に一撃必殺の電撃「浄化の切り札(ラストジョーカー)」を宿すスーパーゲーマーの少年・姫草メロウ。家族を殺された復讐としてメロウは「人狼(ビースト)狩りゲーム」を始めるため、同族殺しで名を馳せる美少女人狼・ヒツジを屋上に呼び出した。
どういうわけかメロウのことを知っていたヒツジは、人狼絶滅ゲームへ参加するかわりに、メロウには自分の「王子様さがしゲーム」を手伝ってほしい、それから王子様が見つかるまではメロウが代わりに王子様になってほしいと言う。なんだそりゃ、と思いながらもメロウの返事はイエス。
こうしてふたりのバトル&いちゃらぶゲームが始まった!
ここは夜な夜な、凶暴な異能者である人狼と、人狼処理に暗躍する謎の組織・新造体(バースト)が血で血を洗う「罪の都」、ザイトシティ。メロウは夜のザイトの支配者――最強の人狼ツヴァイに目をつける。やつを倒して名声をあげれば、一挙に人狼どもがメロウたちを狙う事態になるはずだ。だがそこへ新造体が介入する。それは、メロウの学校でNo.1美少女のカガミ!?
人狼(ビースト)と新造体(バースト)が激突する街で、メロウの電撃が炸裂する! ハイスピード最強バトルラブコメ!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
人形遣い
賽目和七 マニャ子
世界はわたしを中心に回っているのです。
わたしの名前は坂上神楽。
凄くかわいくて頭が良く、芸達者で器用で立ち振る舞いも完璧。ダイヤモンドもはだしで逃げ出すとまで謳われる、まぁごく普通の世界的天才美少女である。
わたしのような、存在が主人公級の美少女というのは、やはりトラブルに巻き込まれるのが常なのである。そうした面倒に巻き込まれる自身の体質にだけは少し嘆きたくもなるものだ。
嘆いて、溜息を吐き、それからわたしは顔を上げ、ああ、溜息を吐く仕草すらも可愛らしい。そんなことを思いながら、胸に抱いた兎の人形を抱きなおし、二人の人物に視線を向ける。
壁際に追い詰められた、黒髪の少女と、狼面の男が一人。考えるまでもなく目の前の人狼が少女を襲っている場面なのだろう。
わたしはこのような人ならざる化け物を人知れず退治していく仕事をしている。そう、この『人形』を遣って――。
第7回小学館ライトノベル大賞、ガガガ賞受賞作。
イラストを担当するのは、ライトノベルの挿絵や原画などで活躍中のマニャ子
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
月光のカルネヴァーレ
J・さいろー ニトロプラス 大崎シンヤ
ニトロプラス最新ヒットゲームを大胆に踏襲!
ベルモントの人口は40万人。対して自動機械人形(オートマタ)はたったの2000体。それでもこの地は、世界一の人形生産地だ――。瞳は宝石。血は水銀。心は円筒(シリンダ)。骨董品の自動機械人形は人間と見紛うほどの外見だが、自由な心を持たない。人の似姿として作られた彼女たちは、主人の命令に従うがまま、踊り、笑い、演じ、抱かれるしかなかった。ベルモントの片隅で泥を舐めるような毎日を送るマフィア・アレッシオと、彼のもとに身を寄せた兄妹の自動機械人形――兄は男娼で、妹は気の狂った元娼婦。二人を操る謎めいた仮面の男、そして兄妹を奪うべく暗躍する人狼マフィア。彼らの目的はただひとつ、それは『復讐』! 人形に魂はあるのか? いま古都ベルモントを舞台に、人間と人形と人狼によるゴシックノワールが幕を開ける。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。