マニアック ラノベ の検索結果 2件
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オブザデッド・マニアックス
大樹連司 saitom
級友たちを襲う死者の群れ……ほくそ笑む僕
「最悪の学校、どうしようもない社会。ゾンビが現れてぶっ壊してくれればいいのに」
現実を呪い、ゾンビ映画を観ることだけが生き甲斐のネクラ高校生・丈二。
しかし、臨海学校で訪れたとある島で、丈二たちは本物のゾンビパニックに遭遇することになる。
ゾンビ映画マニアの知識とハッタリで、クラスメイトを救い皆から頼りにされることになった丈二はヒーロー気分に酔いしれるが、逃げ込んだショッピングモールで、とんでもない光景に出くわす。
それは、ゾンビパニックに乗じて生徒たちを奴隷化し君臨した「女王」が支配する、とんでもないコミュニティだった――。
『ほうかごのロケッティア School escape velocity』でロケットと青春を描いた大樹連司が、今作ではゾンビとルサンチマン・ヒーローの組み合わせで青春の暗部を抉り出す。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
ボンクラーズ、ドントクライ
白味噌 大樹連司
恋もツンデレも知らなかった、あの頃の僕ら
あの頃の僕らは、恋がどんなものかも知らなかったーー。
ネットもケータイもまだ馴染みがなかった1999年、とある片田舎の高校。
主人公の肇とカントクは、夢だけは大きく「日本の特撮映画を変えること」だが、映画の撮影準備と称して憧れの特撮ヒーローになりきる「ごっこ遊び」に興じてばかりのボンクラ映画研究部。
そんな「撮らない」映画研究部に、わけありの美少女が飛び込んできてーー。男子ってやつは、バカで、むき出しで、まっすぐで、最低だけど最高だ!! 誰しもが通り過ぎる、恥ずかしく、苦く、痛々しい青春模様。
『放課後のロケッティア』『オブザデッド・マニアックス』の大樹連司が描く、ボンクラ少年の友情と恋。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。