華月ひとみ
勉強だけに日々の時間を費やしてきた私の中に、最近侵入してきたあいつ。教育実習生としてやってきた先生は私をからかって楽しんでいる。こんな先生大嫌い…。そう思っていたのに、先生の香りが私を捕らえて離してくれない。お願いです…先生。これ以上、私を振りまわさないで――。